SIOS OSS Dashboardの構築

前回に引き続きSSTDの大村です。今回は「SIOS OSS Dashboard」の構築方法を紹介します。

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ソースはGitHubにて公開しています。

https://github.com/siosbigdata/shirokane

環境

amazon linux(AWS.Small)

事前準備

  • Rails4をインストール(GIST)
  • 接続可能RDB準備(今回はPostgreSQL)

データベース作成

はじめにデータベースを作成します。今回はPostgresqlを利用していますが、DBはRailsから利用できるものであればなんでもかまいません。

$ psql
>create database testdb;
>¥q
$ psql -d testdb
> create role testuser;
> alter user testuser with unencrypted password 'passwd';
> alter role testuser login;
> GRANT ALL ON DATABASE testdb to testuser ;
> grant select, INSERT on table td_access  to testuser;

つづけてTreasure Data PlatformからデータをPushするための設定をします。

# vi /var/lib/pgsql9/data/pg_hba.conf 
local   testdb   testuser  md5
を追加
TreasureDataからのデータpush用に
host    testdb   testuser  0.0.0.0/0                md5
も追加

posgtresql再起動
 # /etc/rc.d/init.d/postgresql restart

領域作成

GitHubよりソースを取得して、database.ymlファイルの新規作成を行います。

$ git clone https://github.com/siosbigdata/shirokane.git testsite
$ vi config/database.yml(gitにはないので添付ファイルを配置)
$ mkdir log
$ chmod 777 log
#database.yml
development:
  adapter: testdb
  encoding: utf8
  database: testdb
  pool: 5
  username: testuser
  password: passwd
test:
  adapter: testdb
  encoding: utf8
  database: testdb
  pool: 5
  username: testuser
  password: passwd
production:
  adapter: testdb
  encoding: utf8
  database: testdb
  pool: 5
  username: testuser
  password: passwd

Rails操作

Railsの機能を利用してデータベースにテーブルを作成し、データを挿入します。

$ cd ~/testsite
$ bundle install
$ rake db:migrate
$ rake db:seed

起動

サイトを起動してください。

$ rails s

デフォルトですと、https://localhost:3000にアクセスするとログイン画面が表示されます。初期設定では下記の設定でログインが可能です。
メールアドレス:admin@admin.com
パスワード:admin

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次回はグラフの追加方法、利用方法をご紹介します。

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