Microsoft Build 2019レポート 〜 【セッション】Vision Keynote – Satya Nadella 〜

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サイオステクノロジー技術部 武井です。Build1日目、第1弾はSatya Nadellaの基調講演になります。とにかくものすごい人混みで、この写真撮るだけで大変でした(´・ω・`)

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ちなみに会場全体はこんな感じです。すごい人だー。

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1時間30分の長時間に渡る基調講演でしたが、私が感じたのは、AIの技術革新などによって、開発者にとっても、ユーザーにとっても、新しいテクノロジーがどんどん身近なものになっていくということでした。このような背景を受けて、これからマイクロソフトはAzureやOSSなどの最新テクノロジーを用いて、より先進的で洗練されたインターフェースを追求していくということでした。

以前のUIはWebブラウザ上で以下に、使いやすいインターフェースを追求していくということでしたが、今回の基調講演では、Hololens、BotFrameworkをベースとしたCortanaによる自然対話型のUI、Azure Speech Serviceによる自動翻訳などによる、より対話的で自然なUIを開発していくという意思が強く感じられました。

上述した対話的で自然なUIを支えていく技術のコアとして挙げられていたのは以下の3つでした。

  • Azure
  • AI
  • OSS

いうまでもなく、Azureはこれらからのマイクロソフトのサービスの全てを支える基盤となるそうです。BotFrameworkもこの基盤で動作しますね。AIはユーザーとの自然な対話で必須の技術で、Cognitive Serviceの開発をより強化していくとのことでした。OSSは今までと同様、積極的に最新のOSSを利用することはもちろん、OSSへの貢献もしていくとのことでした。

また、クロスプラットフォームの強化も進めていくとのことで、Windows、iOS、Android、Mac(マイクロソフトがMacとの連携も強化するなんて時代だなぁ)、HoloLensなどの様々なデバイスからサービスが使えるようにしていくと強調していました。

様々なテクノロジーのデモが披露されていましたが、特に私が興味を惹かれたのは、スマートフォンとの、音声による自然的な対話でその日のスケジュールを管理するというものでした。「今日一日のスケジュールを教えて」という発話をもとに、スマートフォンがスケジュールを読み上げるのはもちろんのこと、ランチで利用する店の混雑状況、お店のルートまでの所要時間、さらにそのルートをカーナビに転送するなど、より自然的な対話で、様々なデバイスを連携させるというデモでした。そしれその技術を支えるのが、Azure、AI、OSSや、おそらくBotFrameworkも使われているのでしょう。

今まで、こういった最新のテクノロジーは、ごく一部の限られた人のみが利用するというのもでしたが、AIやSpeech Serviceなどの技術の発展により、たくさんの人々に、今まで以上に身近に利用してもらうというマイクロソフトの狙いがあるように感じました。

以上、速報が故に、駄文乱文あると思いますが、ご容赦下さいませm(_ _)m

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