OSS on Azureことはじめ 【連載第7回】 – MySQLのお話 # more # more & # more

第7回:MySQLのお話 # more # more & #more

こんにちは、赤井です。梅雨も明けて夏本番です。

さて、MySQLについての最後の話になります。

前回紹介したように、Azure上でMySQLを利用するときに便利なツールなどを紹介します。

まず紹介したいソフトウェアは、MySQL Workbench です。こちらも、オープンソースとしてWindows版、Linux版、macOS版が提供されています。

Azure上にインストールしたMySQLに対して、仮想OSにログインを行い、本体付属でCUIのmysqlコマンドラインツールを利用して、管理を行うというもっとも基本的な使い方があります。しかし、もう少し簡単に利用できないかということを考える人も多いはずです。

ここで役に立つのが、MySQL Workbench です。MySQL Workbench は、データベースのデザインとモデリング、SQL開発、MySQLデータベースの管理に活用できます。

このツールのすばらしい点をまず一つあげるとすれば、標準でER図を構成することができることです。データベースの基本として、ER図があります。ER図を描画するツールは、本当にピンからキリまであります。有償のものは非常に高価で個人では簡単には購入できないものが多かったため、データベースを学ぶときには、ER図を手書きで作っていったという人もいるのではないでしょうか。
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MySQL Workbenchを利用すれば、簡単にビジブルなER図を書く可能です。

それ以外にも、もちろんさまざまな機能があります。

MySQL Workbench は、SQL クエリーの作成、実行、最適化をビジュアルに行えるツールを備えています。さらに、パフォーマンス問題が発生したときには、」「ビジュアル・パフォーマンス・ダッシュボード」を利用して、I/O のホットスポットや高負荷な SQL ステートメントなどを識別できます。

また、他のデータベースからマイグレーションするためのツールまでも完備しています(対象は、Microsoft SQL Server、Microsoft Access、Sybase ASE、PostgreSQL、および他の RDBMS テーブル、オブジェクト、データからの移行です)。

では、このツールをインストールすることにしましょう。

Windows版を利用する場合は、以下の2つのライブラリを必要に応じてインストールする必要があります。

MySQL Workbenchのダウンロードページから、利用したいOS用パッケージをダウンロードします。
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Macの場合はダウンロードした .dmgファイルをダブルクリックして、表示される画面に従って、MySQL Workbenchをアプリケーションディレクトリ配下にコピーするだけでインストールが終了します。
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起動すると、以下の様な画面が立ち上がります。
column_a07_004

次に、Azure上のMySQLに接続するためには、まず、Azure上にある仮想OSに対して、MySQLプロトコルでのアクセスを許可する必要があります。ここのあたりの設定は、利用する環境、セキュリティポリシーなどによって違うので、実運用には注意を払ってください。今回はあくまでもサンプルとしての設定です。

1.    Azureへログインします。

2.    すべてのリソースをクリックします。
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3.    MySQLが稼働する仮想OSのネットワーク セキュリティ グループをクリックします。

4.    受信セキュリティ規則をクリックします。

5.    追加 (+) をクリックします。
column_a07_006

6.    以下の様に、入力しOKボタンを押します。

名前: MySQL
優先度 1010
ソース 任意
プロトコル TCP 3306
宛先 任意
アクション 許可

7.    続いて、MySQL Workbenchに戻って、「MySQL Connections」の+アイコンを利用して新規の接続を作成します。column_a07_007
サーバーに接続するには、以下を指定します。

  • 接続先のホスト情報: IPアドレス
  • 接続に利用するポート番号
  • 接続に利用するユーザ名とパスワード

Test Connection(テスト接続)を押してOKならば、名称をつけて保存します。

これで、Azure上にインストールされたMySQLにアクセスできるようになります。

MySQL Workbenchは、非常に機能が豊富なソフトウェアですのでぜひ使いこなすと、役に立つこと間違いありません。

今まで、4回に渡って、MySQLについて紹介してきました。次回をお楽しみに。

<過去3回の記事>
→ 連載第3回 「OSS on Azureことはじめ -MySQLのお話」 はこちらから
→ 連載第5回 「OSS on Azureことはじめ -MySQLのお話 # more」 はこちらから
→ 連載第6回 「OSS on Azureことはじめ -MySQLのお話 # more # more 」 はこちらから

著者:
赤井 誠
MKTインターナショナル株式会社
代表取締役 経営学修士 キャリア・デベロプメント・アドバイザー

日本ヒューレット・パッカード株式会社にて、ソフトウェアR&Dとして勤務後、Linux事業担当し、国内大手サーバーベンダーで最下位であったLinuxサーバービジネスを国内首位に押し上げる。また、HP社でのグローバルでのLinux販売実績で1位を獲得。ハイパフォーマンスコンピューティング部門(スパコンビジネス)の担当も兼任。x86 サーバーでのハイパフォーマンスコンピューティングで、サーバーシェア1位を5年連続獲得。その他、Windows Server、VMWare、HP Insight Softwareビジネスのリードも兼任。Windows ビジネスでは、アジアパフィック部門でMVPを獲得。また、VMWareビジネスでは、VMWare社日本法人のThe OEM Partner of the year 2年連続獲得に貢献。『できるRPO MySQL』(インプレス)、『リーダーにカリスマ性はいらない』(KADOKAW/中経) 他、著書多数。

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