同じファミリー?親戚?LDAP、OpenLDAP&LDAP Manager

~非エンジニアのIT”こそ勉”シリーズ

★★★ Live配信告知 ★★★

9/10のPS Live配信は、Ansibleの概要・特徴から始め、Ansibleでどのような改善、自動化ができるかについて、よくある運用パターンを紹介しながらお話します。
【2021/9/10(金) 17:00〜17:30】

みなさん、こんにちは。サイオステクノロジーでマーケティング業務を行っている中谷です。日々の業務で、いろんなOSS用語に悩まされています。

ずっとLDAPとLDAP Managerが同じだと思い込んでいたが、この間、「違うよ」と営業に言われて、え?LDAPはLDAP Managerの省略じゃないの?とますます混乱になってしまい、ネットで調べてみました。

LDAP

まずは、LDAPを検索したところ、Lightweight Directory Access Protocolの略であることがわかりました。Lightweight(軽量)があるならば、Heavyweight(重量)Directory Access Protocolないのかなと気になり、調べたら、やはりありました!しかし、これの略語はHDAPではなく、DAPでした。

DAPは、X.500ディレクトリアクセスプロトコルのことで、とても複雑で重いようです。インターネットでは使いにくいので、よりシンプルで、コストパフォーマンスがいいものを求められ、出来上がったのはLDAPでした。

 

(画像引用:https://www.oreilly.com/library/view/ldap-system-administration/1565924916/ch01s02.html

ちなみに、「DAP」をネットで検索しても、Directory Access Protocolが出てきません。デジタルオーディオプレーヤー(Digital Audio Player)、ドイツ労働者党(Deutsche Arbeiterpartei)、マレーシアの民主行動党(Democratic Action Party)、Department of Aircraft Production(航空機製造部門の意味)という説明になっています。ITとは全然関係ありませんが。

さて、一言でまとめると、LDAPはLightweight Directory Access Protocolだから、名の通り、ディレクトリにアクセスする通信プロトコルだとわかりました。

OpenLDAP

LDAP Managerを調べる前に、OpenLDAPという言葉が先に目に入りました。

ロゴがとってもかわいいので、こちらもしらべてみました。LDAPを実装したソフトウェアだとわかりました。

スタンドアロンのLDAPサーバー、LDAPプロトコルを実装するライブラリ、ユーティリティー、ツール、サンプルクライアントなどが含まれています。統合認証、ディレクトリサービス、シングルサインオンに必要な製品だとインターネットに書いてありました。

さて、OpenLDAPのロゴがエリック・カール氏の「はらぺこあおむし」と重なってみえました。

(画像引用:エリック・カール氏「はらぺこあおむし」 偕成社出版)

はらぺこあおむしは、月曜日にりんご1つ食べて、火曜日に梨2つ食べて、水曜日にすもも3つ食べて、木曜日に苺4つたべて、金曜日にオレンジ5つ食べて、土曜日にチョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズとサラミとぺろぺろキャンディとサクランボパイ、ソーセージ、カップケーキ、スイカを食べてもはらぺこで、日曜日に葉っぱを食べて、お腹がいっぱいになり、蛹となり、最後は蝶々になりましたという話です。

もしかして、OpenLDAPのロゴの意味も、いろいろ問題を「食べて」、最後にやっと「正しい食べ物」を見つかり、それを食べたら、問題が解決しましたという願いを込められている??といろいろ考えて、インターネットで由来を調べましたが、見つかりませんでした。

そこで、OpenLDAP Projectにメールを出してきいてみました。なんと!チーフアーキテクトのHoward Chu氏よりご返答をいただきました!(オーマイゴッド)

ロゴの虫はあおむしではなく、ムカデでした。UMich / OpenLDAP 1.0のオリジナルコードでした(複数のサーバーにインデックスを配布するために使用されたツールの名前)。

わかってスッキリ(笑)

LDAP Manager

サイオステクノロジーは、統合認証システムの設計、構築、保守の分野において、ノウハウを蓄積してきました。特に、教育機関向けに、多くの導入実績があります。(https://sios.jp/products/edu/auth.html

LDAP Managerはその統合認証システム構築時にしばしば登場します。しかし、LDAP Managerは、オープンソースソフトウェアではありません。日本の会社でエクスジェン・ネットワークスさんが開発したID統合管理ツールです。

まとめ

LDAPはディレクトリにアクセスする通信プロトコル

OpenLDAPはLDAPを実装したオープンソースソフトウェア

LDAP Managerは日本で開発したID統合管理ツール

IT業界にいるのに、基本の知識も理解していないのが恥ずかしい。でも、問題がクリアになって、嬉しい!





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