Open Source Enterprise Day in Asia 2018 参加レポート

こんにちは。技術部の髙岡です。

今年の北東アジアOSS推進フォーラムが、横浜で11月14日(水)~16日(金)に開催されました。
https://www.facebook.com/SIOScorporation/photos/a.329477677089847/1973246159379649/?type=3&eid=ARD28RiV3wI_Ssk7vW5i969jwsmln4tOp1SQ-MUbpvKbw3yf4ZM3h3GX-eZz6Ra8Zt-NZITPjHeGXXfK

北東アジアOSS推進フォーラムの併催イベントとして開催された、11/16(金)のOpen Source Enterprise Day in Asiaに参加して話を聞いてきました。その報告をいたします。

プログラム

09:10-10:00 中国 IoTスマートオペレーションシステムDthing開発企業 YARLUNGSOFT ロンファン 様
10:10-11:00 韓国 韓国ソウル Soongsil University の大学教授 キムヨンジョン 様
11:10-12:00 日本 サイオステクノロジー株式会社 武井 宜行 様
13:00-13:50 【基調講演】オランダ応用科学研究機構 日本支部 西出 香様
13:50-14:40 【基調講演】沖縄ハナハナワークス 代表 中村 まこと様
15:00-15:50 【スポンサーセッション】日本マイクロソフト株式会社 藤田 稜 様
16:00-16:30 【スポンサーセッション】NECソリューションイノベータ株式会社 眞田 拓也 様
16:30-17:00 【スポンサーセッション】株式会社日立製作所 中村 豊 様
17:00-17:30 【日中韓イベント総括】日本OSS推進フォーラム 吉田 理事長

全体的には、IoTとサーバレスの話が多かった印象です。この2つの話の中で、個人的な興味関心と疑問を書いてみます。

 

IoT

IoTで実現される未来、IoT基盤の開発、それらをOSSで実現できている、といった話しでした。

最初のプログラムで、中国のロンファン様が「IoTは新しい技術ではなく、組み込み系とインターネット等の技術の組み合わせである」旨の説明をしてくださり、ミョーに納得感がありました。

真新しい用語だけ先行して期待され、実は既存の技術の組み合わせに過ぎない これまでもよくあった話しですよね。 「クラウド」というコトバが出てきたときの世の中の反応を思い出しました。 インターネット経由でのサービス提供は、クラウドというコトバが出てくる以前から存在していたのに、どこかの誰かが使い出した途端に注目され、世の中が騒ぐ、といったパタンを思い出しました。

ちょっと横道に逸れましたが、IoTプラットホームの開発が、OSSのNODE-REDで実現可能、しかもプログラミングレスのGUIで可能となっているとのこと。 個人的に勉強不足となっている分野でしたが、知らない間に開発面での進化も著しいことを知りました。

 

サーバレス

弊社の武井と、マイクロソフトの藤田様がこのあたりの話しをしてくれました。サーバレスの向き・不向きに関心を抱きながら話を聞きました。

サーバレスでアプリを作ることのメリットは、サーバ有りと比べて、OS管理が不要だったり、開発工数や費用面で優位とのこと。要は、サーバ管理の手間が省けるのが良い面だそうです。デメリットは、自由度に欠けるということ。

何でもかんでもサーバレス化すればよいというものでもなさそうなので、向き、不向き、使い分けをもう少し知りたいと思いました。

マネージドDB

これもサーバレスの範疇に入る話ですね。関心はあったものの、手を付けれらていない分野でした。しかし、マイクロソフト藤田様が初歩的なところから説明してくれたので、とても助かりました。

Azureでは、OSS RDBの代表のPostgreSQLとMySQLをマネージドDBの形で提供しているそうです。AmazonやGoogleクラウドの似たようなサービスを提供していますね。 インストールから負荷分散構成まで、MySQLの環境が数分で構築できてしまうことをデモで見せてくれました。

気になったのは、設定できるパラメータが少ないということ、マネージドなのでOSの設定はできず、当然カーネルパラメータは設定できないとのこと。huge pageでページを大きくしたい場合にどうするんだろう?マネージドで設定できないパラメータを設定することが問題解決に必要な場合にどうするんだろうか?とずーっと、ずーっと心の中で疑問に思いながら最後まで話を聞いていました。

これもサーバレス化の向き、不向き同様、マネージドDB化に向いているケースと向いていないケースがあるのだと思います。 現在の個人的な関心テーマであるOSS DBの性能に関連して、マネージドDBがどこまでの負荷に耐えることができるのか?にもとても興味が湧きました。

蛇足ですが、このテーマは、私が今年から参画しているPGEConsという団体でも検討テーマとして取り上げております。

以上です。

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