プリザンター® Pleasanter® は株式会社インプリムの登録商標です。
はじめに
今回は、9/19(金)に名古屋でオフライン開催された「プリザンターハンズオンセミナー」に参加してまいりましたので、そのレポートをさせていただきます。
本セミナーは、特にプリザンターを使ったことがない方や、使い始めたばかりの初心者の方向けの内容として構成されており、その基本操作を実際に手を動かしながら体験できる貴重な機会でした。
アイキャッチは当日いただいたアンブレラマーカー、クリアファイル、ステッカーです。
プリザンター® Pleasanter® は株式会社インプリムの登録商標です。
イベントの概要
本セミナーは名古屋にてオフライン形式で開催されました。
開催日時:2025年9月19日(金) 16:30〜18:00
会場:愛知県名古屋市中村区太閤1丁目20-13 秀幸ビル 6階 601号 (オフライン開催)
主催:株式会社インプリム
共催:プレシャスト株式会社
費用:無料
定員:15名(先着順)
60日間無料で全機能を試せるデモ環境を使ってのハンズオンセミナーでした。
Pleasanter(プリザンター)とは
Pleasanterはノーコードで業務アプリを作成できるプラットフォームです。Excelのような親しみやすい操作感で、プログラミングの知識がなくても簡単に業務アプリを作成することができます。顧客管理やプロジェクト管理、日報の管理などの散在しがちな情報を一元化して管理ができることが大きな特長です。
システム導入においても柔軟性が高く、クラウドでの利用はもちろん、インターネットに接続できないオンプレミス環境への導入にも対応しています。
Pleasanterの特徴的な機能
Pleasanterは、業務効率化と情報セキュリティを両立させる多様な機能を備えています。
- 進捗の可視化
- 標準機能としてガントチャートやカンバン機能なども搭載されており、業務の進捗状況の可視化、チーム内での情報共有を効率化することができます。
- 豊富なテンプレート
- 顧客情報、FAQ、資産管理など、幅広い業務に対応した業務アプリが多数用意されています。
- 通知・リマインド
- アプリケーション内の更新情報をメール通知したり、タスクの期日前にリマインド通知を送る設定も可能です。
- アクセス制御
- 個人情報などの機密性の高い情報を、特定の担当者のみが閲覧・編集できるようにアクセス制御が可能です。
成果物の紹介
今回のハンズオンでは案件管理で用いるアプリをプリザンターで作成しました。
今回主に作成したのは「フォルダ」と「テーブル」です。
「フォルダ」は皆さんが普段PCで使っているフォルダをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。Pleasanterではテーブルや他のフォルダを格納しツリー構造でデータを管理します。
このフォルダの中にテーブルを作成することができます。テーブルは2種類あり、タスク管理などの期限の管理を行う「期限付きテーブル」と、資産管理などの情報の管理に使用する「記録テーブル」の二つがあります。テーブルの中には「レコード」を登録することができ、各タスクや記録の内容はこのレコードを登録することで管理されます。
今回のハンズオンでは「営業部」という名前のフォルダを作成し、その直下に「商談」という期限付きテーブルと「顧客マスタ」という記録テーブルを作成しました。作成した各テーブル内にレコードを作成し、商談情報や顧客情報を管理できるようにしました。
さらに、実践的な機能として、レコードへの画像の添付、テーブルに親子関係を持たせてのデータ連携、集計やフィルタの設定といった、実際の業務で役立つ操作も実施しました。
参加しての感想と所感
使用した感想としては、フォルダやテーブルの作成、テーブルの管理などの操作が直感的に分かりやすく、技術的な知識がない方でも操作しやすいと感じました。
個人的に便利だと感じたのは、テーブルの設計やレコードの内容を変更した際に更新を忘れるとダイアログが出るため、更新忘れがなく便利だと感じました。
セミナー全体を通して、進行のテンポが適正で、戸惑うことなく自分のペースで手を動かしやすかった点も、主催者様のご配慮を感じるポイントでした。
プリザンターのセミナーは、今回の名古屋開催のように各地で随時開催されております。ご興味をお持ちの方は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。