OSにもAI導入 Copilot in Windows

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こんにちはサイオステクノロジーの前田です。AI導入の波がPCのOSにも導入される時代が来ました。Windows11 にCopilot in Windows という形で導入されます。本記事ではWindowsのAIで一番最初に触る copilot in windowsを紹介します。

Copilot in Windows 

Copilot in Windowsとは、Windows上で動くアプリでBing Chatと連携してやり取りするアプリになります。

Windowsの右側のタスクバーの位置に表示されるものが Copilot in Windowsとなります。

※2023年10月1日時点でプレビュー版

 

驚くべきことに日本語で利用可能です。

画像をアップロードしてその画像の内容を聞いくこと。チャットで知りたいことを確認すること。音声での質問。メモ帳を開くこと等々いろいろなことができます。Windows10でも利用可能な Bing ChatにAmazon の『Aleca』やAppleの『Siri』の機能が追加された形というのが利用最初の感想です。

Edgeを利用している方は、だいぶなじみが出てきた サイドバーのようなものがOSにも表示されて、AIの機能を利用することができます。

 

■ windows10 Bing Chat(サイドバー)

 

Copitlo in Windows はプレビュー版ですが、利用規約プライバシーに関する声明 が明記されています。

この機能は2023年10月1日ではプレビュー機能のため、windows11ユーザでも通常利用はできません。Windows Updateを待ちましょう。今後のリリースとなる。Windows Insider という開発中の機能を触れる状態にして利用ができます。

Copilot in Windows 導入方法

2023年10月1日現時点ではWindows11 のUpdateによってCopilot in Windows の機能を導入することが可能です。Windows 10は残念ながら対応していません。Windows11のなかの Windows Insider Programに参加が必要です。

参加した後にいくつかプランがあります。Copilot in Windows を利用する場合はリリースプレビューを選択した後に Windows Updateを実行します。そうすることでプレビュー版のCopilot in Windows を利用することが可能です。

※Copilot以外のペイント等の新機能などはCanaryチャンネルにする必要があり、その後Windows Update とアプリの更新をする必要があります。

 

Copilot 利用サンプル

Copilot in Windows を利用するには ショートカットで 『Windows ボタン』 + 『C』 で起動するか、タスクバーのCopilotアイコン(参考画像)を選択してください。

画面右側に表示されます。現状は横幅を広げたりはできません。

基本的な検索機能

画面右下の 何でも聞いてください に文字を入力した後に一番見下の三角ボタンを押すことで検索が開始されます。

別の内容を確認したいときは、一度Copilot以外のところを選択すると表示される画面下の青いボタンを選択して新しいトピックを選択します。

Bingを利用しているため、最新情報等をwebから取得して回答してくれます。さらに、日本語も対応して回答してくれます。オフラインでは返答は返却されません。

windows10でこの基本検索を利用したい方はBing Chatを利用してどのような回答を返却するか確認してください。

OS機能

Copilot in Windowsの特徴として、Windowsの設定やトラブルシューティングや簡易操作を手助けしてくれます。

  • 例としては
    • 設定変更
      • ダークモードをオンにする
      • 音量をミュートにする
      • 壁紙を変更する
    • 一般的なタスクの実行
      • スクリーンショットを実行
      • メモ帳の起動
      • youtubeでの検索(ブラウザを開くまで)
    • トラブルシューティングの起動

例) メモ帳を開く

アプリを開く、『はい』をクリックしたらメモ帳が開きます。

 

音声会話機能

Copilotの右側のマイクを選択すると、音声入力が可能です。日本語で語りかけることにより、日本語音声で回答をしてくれます。

画像関連機能

Copilotでは画像読み込みと、画像作成が可能です。

画像の読み込みは、入力の左側のフォーカスアイコンを利用して画像アップロード可能です。

画像の作成もAIを利用して作成可能です。画像の作成はDALL-E 2を利用して作成してます。

 

不明な画像を確認することも可能です。花の名前がわからないときも教えてくれます。

おわりに

WindowsのAI導入はCopilot in Windowsのみではありません。WindowsのいろいろなアプリケーションにもAIが導入されています。AIというすばらしい道具ができました。AIも道具なので正しく使う必要があります。正しく使うことも大切ですが、触って、遊んで慣れてください。AIを食わず嫌いにならないでください。『上司の特徴からAIに上司画像を作らせる』とかの遊びから慣れていき利用して、考えるよりもなれることが大切です。

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About 前田周哉 29 Articles
血液はみかん色。インフラを中心に対応、認証、DB、API、コンテナ基盤,クラウド、iotなど複数のシステムインフラを対応するサーバエンジニア。現在はOpenShift中心にkubernetesに関連する対応が中心。
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