こんにちは。サイオステクノロジーの川田です。
「テロップに動きを出したい!」「BGMに強弱をつけたい!」「静止画に少し動きをつけたい!」時ってありますよね。
そのような場合は「キーフレーム」を使うと動きをつけることができます。
Shotcutの基本的な使い方については☞「【動画編集ソフト】Shotcutの基本的な使い方をまとめてみた」でまとめておりますので、ご参考いただけたらと思います。
キーフレームとは?
キーフレームとは特定の位置からフィルタや音声などに変化を出すことができます。
私がよくやる例です!
社員インタビューの動画編集をやらせていただいていますが、インタビュー動画以外は写真を使うことも多くあります。
写真をメインにしても動きがないので、非常につまらないですよね。。
そういう場合はキーフレームを使い、BGMに合わせて左から右へなどによく使います^^
静止画でも動きがあるかないかでかなり違ってきます!!
キーフレームを使ってみよう
それでは「キーフレーム」を使っていきたいと思います。
フィルタ(サイズ)
フィルタの「サイズ・位置・回転」からできることは左から右へや徐々にアップするなどができます。
使うには「フィルタ」⇒「サイズ・位置・回転」をクリックします。
開くと赤枠の時計のようなアイコンがあります。これがキーフレームです。
※キーフレームのアイコンを押した時点で現在の再生ヘッドにキーフレームが自動で追加されますので、「ここじゃない!」という方は選択したキーフレームの削除を行ってください。削除方法は画面説明から!
クリックすると「サイズと位置」というものが表示されたかと思います。
キーフレームを開いてるときは下にある「キーフレーム」が選択されています。
タイムラインに戻したいときは隣にある「タイムライン」をクリックしてください。
青枠:再生ヘッドを最後尾にしたい場合
緑枠:キーフレームを追加する
オレンジ枠:選択したキーフレームを削除する(キーフレームは2つ以上ないと削除できません。削除できない場合は追加したい箇所に一度キーフレームを追加してから削除してみてください)
紫枠:前のキーフレームへ再生ヘッドを移動する
黄枠:次のキーフレームへ再生ヘッドを移動する
動かしたい場所にキーフレームを追加していきます。
今は最初にキーフレームが追加してあります。では徐々にアップをしてみましょう!
徐々にアップするには最後尾に再生ヘッドを動かします。
拡大するにはサイズから数値を動かしたり、右側でサイズを調整したりどれでもOKです。
今回は「縮小拡大」を200%にしてみました。
位置や大きさが変更されるとキーフレームが自動的に追加されます。
赤い丸ぽちがあるのがわかりますね!
これで完了です!
プレビュー画面で動作を確認してみてください!
フィルタ(位置)
次はたくさんキーフレームを打って位置を移動させていきます。
動かすものは少し怖いですが、ニコニコマークの顔です。
先ほどと同様で「フィルタ」⇒「サイズ・位置・回転」をクリックします。 開くと赤枠のキーフレームをクリックします。
※キーフレームのアイコンを押した時点で現在の再生ヘッドにキーフレームが自動で追加されますので、「ここじゃない!」という方は選択したキーフレームの削除を行ってください。
それではキーフレームを追加していきます。
動かしたいところに再生ヘッドを移動させます。
顔を移動させて、回転もしてみたいと思います。位置やサイズから変更していきます。
例えば画像のように動かしてみました。キーフレームが追加されていることも確認してください。
これを繰り返してください!
同じ位置のままポチポチ追加したいときもあると思います。
そのような場合は画面説明でもあった通り左下の時計マークをクリックするとキーフレームが追加されます。
ということで、このようにキーフレームを追加してみました。
あちこちに位置を移動させたりしています。プレビュー画面から確認してみてください!
フィルタ(回転)
回転のやり方は下の方にある回転のキーフレームをクリックします。
クリックすると「サイズと位置」とは別に「回転」用のキーフレームができます。
※回転用のキーフレームが表示されていないと「回転」を動かしても反映されません。
「サイズと位置」と同じ位置に「回転」もキーフレームを追加して回転させてみました。
ぜひ色々と試してみてください!!
キーフレームに慣れてきたら様々なことができますよ!
BGM
BGMにも強弱をはっきりと出すことができます!
私の場合インタビュー中は音量を小さく、それ以外は音量を大きくするために使っています!
画像のようにBGMをトラックに追加します。
音量を調節するには「フィルタ」⇒「ゲイン・音量」をクリックします。
音量はレベルからできますが、隣にあるキーフレームをクリックします。
いつものキーフレームが表示されましたね!
音量の調節は上の赤枠(レベル)をいじると音が大きくなったり小さくなったりします。
例えばこのようにキーフレームを追加すると最初は音が大きく、徐々に小さくなっていきます。
そしてまた最初と同じ音量に徐々に戻ります。
キーフレームを再度開く
一度閉じたキーフレームを再度開く方法をご紹介します。とても簡単です!!
左下にある「キーフレーム」をクリックすると一度追加したキーフレームが表示されます。
例はBGMのキーフレームを開きます。
キーフレームのリセット
追加したキーフレームをリセットすることもできます。
時計マークのキーフレームをクリックするとリセットされます。
クリックするとポップアップでの確認があります。
問題なければ「はい」をクリックすると削除されます。
例はBGMのキーフレームを削除しようとしています。
削除してからもう一度追加したい場合はキーフレームをクリックすると一から追加できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キーフレームは慣れてくると、「これも使えるかも!」など色々と試したくなります!
今回ご紹介したもの以外にも様々なフィルタに使えるので、ぜひ試してみてください^^
ありがとうございました!!
Pixabay様