Azure BackupでVMを簡単バックアップ&リカバリ

こんにちは、サイオステクノロジー技術部 武井(Twitter:@noriyukitakei)です。今回は、Azure Backupで簡単にVM(仮想マシン)をバックアップ&リカバリできる方法をご紹介致します。

バックアップ

まずはバックアップから。初回のバックアップはかなり時間がかかりますが、Azure Backupは差分バックアップなので、次回からは短時間で終わります。複数のディスクをアタッチしている場合にあ、それらもまるごとバックアップされます。まぁなんて便利なんでしょう。

スケジュールも柔軟に設定できて、日毎、週毎、月毎、年毎なんでもござれです。バックアップの保持時間も自由に設定できます。

早速設定してみましょう。Azureポータルのトップ画面で「リソースの作成」をクリックします。

 

以下のように「Backup an Site Recovery」と入力して、エンターをポチッとします。

 

「作成」をクリックします。

 

「サブスクリプション」「リソースグループ」はご自身の環境に合わせたものを、「資格情報コンテナー名」は任意の名称、リージョンはリストアしたいリージョンと同じリージョンを選択してください。西日本でバックアップしたものを東日本にはリストア出来ません。最後に「確認および作成」をクリックします。

 

「作成」をクリックします。

 

しばらくすると「Recovery Serviceコンテナー」というのが出来上がります。「+バックアップ」をクリックします。

 

「ワークロードはどこで実行されていますか?」には「Azure」を、「何をバックアップしますか?」には「仮想マシン」を選択して、「バックアップ」をクリックしてください。

 

バックアップポリシーを作成します。今回は、毎日4:00にバックアップし、それを7日間保持するという条件でバックアップすることとします。つまり、いつでも7日前までの状態には戻れるということですね。「バックアップポリシーの選択」は、今回は新規に作成するので「新規作成」を選択してください。「ポリシー名」は任意の名称、「バックアップスケジュール」は以下の通り入力してください。他のチェックボックスは全てオフにしてください。最後に「OK」をクリックしてください。

 

ところで、先程「インスタント回復スナップショットの保持期間」というのものがありましたが、こちらの詳細を説明致します。Azure Backupは以下の図の手順でバックアップされます。まず、Virtual Machineのスナップショットを取得し、そのスナップショットからコンテナと呼ばれるところにバックアップデータを送ります。「インスタント回復スナップショットの保持期間」とはこのスナップショットを残していく期間であり、コンテナへのバックアップデータでの転送が終わっていなかったとしても、このスナップショットからリカバリすることが可能となります。ただし、このスナップショットも料金はかかってしまうので、なるべく早く削除したほうがよいです。規定では2日です。通常の利用方法であればコンテナへのバックアップデータへの転送に2日以上もかかることもないので、規定の2日で十分かと思います。

 

バックアップを取得する対象の仮想マシンをチェックして「OK」をクリックします。

 

「バックアップの有効化」をクリックします。

 

バックアップの状態を確認します。「バックアップアイテム」→「Azure Virtual Machine」の順にクリックします。

 

警告が表示されています。これは、まだ初回のバックアップが取れていないせいです。このままスケジュールで実行されるのを待ってもいいのですが、今回は手動で実行してみましょう。右端の「・・・」をクリックして「今すぐバックアップ」をクリックしてください。

 

しばらくすると「前回のバックアップの状態」が「成功」になります。これでバックアップは完了です。

リカバリ

次にバックアップしたVM(仮想マシン)をもとにリカバリしてみます。「バックアップアイテム」→「Azure Virtual Machine」の順にクリックします。

 

先程バックアップをしたアイテムをクリックします。

 

「VMの復元」をクリックします。

 

画面右部に復元ポイント(取得したバックアップ)が複数あると思います。リカバリ対象の復元ポイントを選択して、「OK」をクリックします。

 

「復元の種類」は「仮想マシンの作成」を選択します。「仮想マシン名」はリストア後の仮想マシン名を、「リソースグループ」はリストアした仮想マシンが配置されるリソースグループを指定します。「仮想ネットワーク」「サブネット」はリストアした仮想マシンが所属する仮想ネットワークとサブネットをぞれぞれ指定します。ストレージアカウントも同様です。最後に「OK」をクリックします。

 

「復元」をクリックすると、リストアが開始されます。

 

「バックアップジョブ」をクリックすると、下図のようにリストアの状態が「処理中」となっています。

 

下図のように、状態が「完了」になれば、リストアは完了になります。

まとめ

すごい便利ですよね。こんなに簡単にVM(仮想マシン)のバックアップが取れるなんて感激でした。これは使うっきゃない!!No Azure Backup, No Life!!です。

 

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