Power AutomateでRPAにトライ!!

こんにちは、サイオステクノロジー技術部 武井です。今回は、IgniteのVision KeyNote(詳細はこちら)で発表されたマイクロソフト製のRPAツール「Power Automate」を早速試してみました。

RPAとは?

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション/Robotic Process Automation)とは、アプリケーションの画面の操作を記録することで簡単な操作を自動化し、ホワイトカラーの業務を自動化させるためのもので、昨今、隆盛を極めております。

Power Automateとは?

Power AutomateはMicrosoft Flowと呼ばれていた製品にRPAの機能を追加したものになります。(また製品の名称変更ですね、、、)

Microsoft FlowはIFTTT的なサービスで、そのMicrosoft FlowにRPAを組み合わせることにより、様々な処理(メールを送る、Twitterにつぶやくなど)をトリガーにして、様々な業務を自動化できそうです。例えば、メールが着信したらWordを起動させて、その内容をWordに転機するなど。Microsoft FlowにRPAの機能が追加されたのは必然と言えるのかもしれません。

早速使ってみましょう

では、百聞は一見にしかずなので、早速使ってみましょう。Power Automateには、普通のWindowsアプリケーションの動きを記録するモード(Desktop app)と、Webブラウザの動きを記録するモード(Web app)の2つがあります。

Desktop app

では、まずDesktop Appからやってみます。Desktop Appをやるには、現段階で色々と制限があります。まだプレビュー版だからですかね。

  • OSのシステム言語が英語版であること
  • ブラウザがChromeかChromium Edgeであること

今回はChromeでやってみます。

シナリオは、メモ帳を起動して、任意の文字列を入力してそのファイルを保存するというものにしてみます。

まず以下のリンクからUIフローのインストーラーをダウンロードして実行します。

https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613

 

以下のような画面が表示されますので、全てチェックして、「Install」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.43.13

 

以下のような画面が表示されれば完了です。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.43.24

 

次にブラウザの拡張機能を有効にします。Chromeの右上にある、点が縦に3つ並んだアイコンをクリックして、「Settings」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.05.23

 

「Extensions」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.12.50

 

「Microsoft Flow (Preview)」の拡張機能を有効にします。丸いスライドボタンみたいなのをクリックすればOKです。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.13.00

 

これで準備は整いました。Power Automateを使うにはOffice365のアカウントが必要なので、取得した上で、以下のURLにアクセスして下さい。

https://flow.microsoft.com/

 

「My flows」をクリックして、「UI flows(preview)」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.40.53

 

「Create a UI flow」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.41.21

 

「Desktop app」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.41.34

 

「Flow name」に今回のフローを識別する任意の名前を入力して、「Next」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.41.50

 

この画面はスキップします。「Next」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.42.01

 

「Launch recorder」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 16.42.27

 

上の方に「Record」というボタンが現れるので、それをクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.14.51

 

ここからアプリの動きが記録されます。メモ帳を起動します。Power Automateで記録されていると、対象のアプリのウィンドウの周りが赤い枠で囲まれます。hogeと入力します。

Screen Shot 2019-11-19 at 19.40.14

 

「File」→「Save As…」の順にクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 19.40.28

 

「hoge.txt」というファイル名で保存します。

Screen Shot 2019-11-19 at 19.41.21

 

「Next」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 19.55.26

 

「Next」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.17.27

 

「Test now」をクリックすると、先程メモ帳を起動してhogeと書いて保存するという動作が再現されます。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.19.31

 

テストに成功すると下図のように「Your UI flow ran successfully」と表示されます。「Save and exit」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.20.31

 

先程のシナリオが保存されます。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.24.47

 

Web app

次はブラウザの動きを記録するWeb appにトライしてみましょう。シナリオは、ヤフーの検索画面に「おすすめのパフェ」とクリックして検索をして、最初に表示されたページをクリックするというのをやってみましょう。

以下の画面で「New」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.24.47

 

「Web app」を選択して、「Next」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.25.20

 

「Flow name」にこのフローを識別する任意の名称、「Base URL」に動作を記録したいWebサイトのURLを入力します。そして「Launch recorder」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.26.11

 

すると、Selenium IDEのextensionのインストールが必要だよという警告が出ますので、「Download」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.26.27

 

迷わず「Add to Chrome」です。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.26.50

 

また、以下の画面が表示されるので、再び「Launch recorder」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.26.11

 

すると以下のウィンドウが出現します。右上の「REC」をクリックしますと、ブラウザの動作の記録が始まります。まんまSeleniumですね。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.27.37

 

ブラウザが立ち上がり、ヤフーの画面が表示されます。検索窓に「おすすめのパフェ」と入力して、「検索」をクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 20.12.01

 

検索結果が表示されます。一番上のリンクをクリックします。

Screen Shot 2019-11-19 at 20.13.36

 

以下のページが表示されます。

Screen Shot 2019-11-19 at 20.13.58

 

Power Automateの画面に戻って、画面右上の赤い四角をクリックして、記録を停止します。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.28.30

 

再生ボタンのアイコン(Run all testsと表示される方)をクリックします。すると、ウネウネと先程のおすすめのパフェ検索の動作が再現されます。すごいですね。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.29.29

 

画面右上のフロッピーみたいなアイコンをクリックして、フローを保存します。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.30.15

 

先程保存したフローが一覧に表示されます。

Screen Shot 2019-11-19 at 17.30.47

 

まとめ

ついにマイクロソフトもRPAに進出です。すごいですね。RPAの導入で一番障壁となるのは他サービスとのデータ連携です。Power AutomateはMicrosoft FlowというサービスにRPAの機能が追加されたものです。もともとFlowにはOffice365や各種データベースなどの様々なコネクタがあり、他サービスに接続してデータを取得するという作業が他RPA製品と比べて非常に簡単に実現が可能です。Power Automateは、この特性により他のRPA製品と大きな差別化を実現することが可能となり、マイクロソフトがRPA業界のリーダーになる日も近いと思われます。

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