etcd を起動 (インストール) してみた

こんにちは。サイオステクノロジー OSS サポート担当 Y です。

今回は、分散 KVS である etcd について検証してみました。(※以下の内容は etcd 3.3.11/CentOS 7.6 にて検証しています。)

■はじめに

etcd は最近流行りの Kubernetes でも利用されている KVS であり、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

また、昨年の 12月に CNCF にプロジェクトが寄与されたことが記憶に新しい製品であると思います。

ということで、今回はその etcd を単体で動かしてみました。

■検証

それではさっそく検証してみます。

まずはインストールですが、etcd は Go 言語で書かれているので、基本的にはバイナリをダウンロードすればコンパイル等をしなくてもそのまま利用できます。

では、ダウンロードしたバイナリを使って etcd を起動してみます。(バイナリを実行するとフォアグラウンドで動作するため、以降の作業は別ターミナルから行なっています。)

特にオプション等を指定しない場合は、カレントディレクトリ配下に default.etcd というディレクトリが作成され、その配下に etcd のデータ (関連する各ファイル) が格納されるようです。

それでは、標準で提供されているクライアントツールである etcdctl コマンドを使い、起動した etcd に対してデータの作成/参照/更新/削除を実施してみます。

各サブコマンドの詳細等は割愛しますが、etcdctl コマンドの利用方法につては etcdctl help コマンドで確認することができます。

また、etcd ではディレクトリの作成及び、パス形式での key の指定が可能です。etcdctl ls –recursive コマンドで、再起的にディレクトリ及び key の一覧を確認することも可能です。

ディレクトリを削除する場合は etcdctl rmdir を実行します。

また、基本的に削除するディレクトリは空 (key がない) である必要があり、ディレクトリ内に key が残っていると以下の様なエラーになります。

etcdctl rm –recursive を利用すると再帰的かつディレクトリ内に含まれる key もまとめて削除することができます。(Linux でいうところの rm -rf コマンドの様な処理になるので、慎重に実行した方が良さそうです…)

■まとめ

今回は etcd を単体で起動し、基本的な DB 操作を実行してみました。

今回の様に単体で動作させることも可能ですが、最初に記載した通り etcd は “分散 KVS” であるため、etcd 自体にクラスタリングの機能が備わっています。

次回は etcd のクラスタリングの動作検証を実施してみようと思います。

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