Alexa と Drupal でクッキング

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【4/18開催】VSCode Dev Containersで楽々開発環境構築祭り〜Python/Reactなどなど〜
Visual Studio Codeの拡張機能であるDev Containersを使ってReactとかPythonとかSpring Bootとかの開発環境をラクチンで構築する方法を紹介するイベントです。
https://tech-lab.connpass.com/event/311864/

Drupal の創始者ドリース バイテルト氏のブログを日本語で紹介するコーナーです。

Amazon Echo は僕が自宅でいちばんよく使うデバイスのひとつだ。音楽をかけたり、天気を調べたり、タイマーをセットしたり、交通情報をチェックしたりなど、僕にとって日常の生活習慣の多くは、このガジェットで左右されるようになってきた。

Amazon Echo のようなデバイスを組織がどう使えるかを見つけ出すことは僕にとって職業的な生活でも大きな部分を占める。ここ 2 年間、Acquia Labs は、顧客のみなさんが会話型インターフェイス、ビーコン、AR を利用してユーザー体験から「摩擦」を取り除くのを手伝ってきた。そのうち、特にエキサイティングだった例は、Ask GeorgiaGov の開発だ。これは、ジョージア州の住民が Amazon Echo を使って州政府機関と容易に(情報を)やりとりできるようにするための Alexa スキルだ。

以下のデモ動画は、もう1つの例だ。登場するのは、架空の食料雑貨店 Freshland Market で買い物をしてきたアレックスという女性。彼女は Freshland Market の Web サイト上でサーモンのレシピに決めたところだ。必要な材料はそろっている。気に入ったサーモンのレシピで 8 人分の料理を作るにはどうしたらいいか、アレックスが Alexa にたずねるところから始まる。Freshland Market の Drupal Web サイトに載っているレシピは 4 人用だ。そこで Freshland Market の Alexa スキルは自動的に材料の分量を 8 人分に合わせる。Alexa に一連の質問を投げかけるだけで、Alexa はオーブンに予熱を加え、材料が足りない場合は代用品を使い、レシピを完成させることができる。ユーザーはその間、電話にもノートパソコンにも目を向ける必要さえない。Alexa があれば、アレックスは、込み入ったレシピの手順を追っかけることなく、料理する楽しさだけに集中していられるのだ。

このプロジェクトは Alexa 統合モジュールを利用したので簡単に実装できた。このモジュールがあれば、Drupal は Alexa スキルのリクエストに応答できる。元々、ジェイカブ サッチー(Jakub Suchy)が作成し、クリス ハンパー(Chris Hamper)がメンテナンスをしてきた、この Alexa 統合モジュールを利用すると、Drupal は「スキル」と呼ばれるカスタム音声コマンドに応答できるようになる。

cooking-with-alexa

 

Amazon Echo のユーザーが「utterance」と呼ばれる言語クエリーを与えると、その音声入力はテキストベースのリクエスト(intent)に変換され、Freshland Market の Web サイト(エンド ポイント)に送信される。すると、そこで、カスタム コードと Drupal 8 用 Alexa モジュールのコンビが Amazon Echo と要求された情報に応答することになる。

昨年 1 年間、Acquia Labs チームがチャットボットAR(拡張現実)、そして、この音声アシスタントを使って、接続されたカスタマー ジャーニーを構築する様子を見るのは、とてもワクワクした。これは、組織がクロスチャネルのカスタマー体験を作るやり方を示す、すばらしい例だ。オンラインもオフラインも、店舗でも自宅でも、多数のタッチ ポイントを横断する形になる。Freshland Market は架空の店舗だが、こうしたユーザー体験は今日、どんな組織でも作り始めることが可能だ。

Freshland Market の Alexa スキルを作ってくれたクリス ハンパーChris Hamperとプレストン ソーPreston So、そして、デモ動画を制作してくれたアッシュ ヒースAsh Heathとドゥリュー ロバートソン(Drew Robertson)に謝意を表したい。

 

drupalDrupal の詳細については下記をご覧ください!
https://sios.jp/products/it/oss-drupal.html

本ブログは、株式会社アウトソーシングテクノロジーにて翻訳しています。

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