Drupal の創始者ドリース バイテルト氏のブログを日本語で紹介するコーナーです。
今日、ガートナー社の 2018 年版 マジック クアドラント(魔法の4分割図)Web コンテンツ管理部門でリーダーとして Acquia の名前が挙げられた。Acquia は 5 年連続でリーダーとして認められたことになる。
ガートナー マジック クアドラントのようなアナリスト レポートは、多数の組織に Acquia と Drupal を紹介してくれるので重要だ。去年、僕はそれを次のように説明した:「いいコーヒー店を見つけたいときは Yelp を使うし、すてきなホテルを見つけたいときは TripAdvisor を使うものだ。それと同じで、CIO(最高情報責任者)や CMO(最高マーケティング責任者)が企業向けソフトに $250,000(約 2,800 万円)使いたいというとき、彼らはよくガートナーのようなアナリスト企業に相談するものだ」。
Acquia がトップ ベンダーとしての評価を保持していることは、Acquia の戦略と展望にとって力強い推薦となるだけでなく、我々の一貫性を明確に示すことにもなっている。Drupal と Acquia は定着したということだ。
今年のレポートについて僕がおもしろいと思うのは「柔軟性」と「統合のしやすさ」により重きが置かれたことだ。こう言い始めてもう数年になるのだが、要は単なるコア プラットフォーム自体における革新だけでなく、統合を通じての革新なのだ。
ちょっと、2018 年の Martech 5000 を見て欲しい — この巨大図にはもう 7,000 のマーケティング テクノロジー ソリューションが収められた。1 年前と比べて 27% の増加だ。この加速している革新は、マーケティング テクノロジーに限った話ではない。企業向けテクノロジーを構成する階層全体にわたって起きているのだ。ヘッドレスのコマース統合から、普及の進む JavaScript フレームワーク、徐々に増えてきたクロスチャンネル体験まで、組織は顧客体験を描き直すための機会にかつてないほど恵まれている。
「オープンな革新」と「制限のない統合」ができるオープンなプラットフォームを顧客が求めるのは驚くようなことではない。そうしたニーズには、「オープンな API」、「デカップルされたアーキテクチャー」、「オープンソース革新モデル」を通して応えるのが、いちばんの方法だ。だからこそ、Drupal はユーザーに何千という統合方法を提供できるようになっているわけだ。その数はガートナーが挙げる他のリーダー企業が提供する統合方法を全部足し合わせたよりも多い。
Drupalk のコミュニティー駆動型革新と Acquia のクラウド プラットフォームを合わせ、ひとそろいのマーケティング ツールを加えれば、使用するテクノロジー スタックを構成するすべてのレイヤーにわたる革新ソリューションを手に入れることが可能だ。だから、顧客のみなさんは新しいパワフルな体験を市場にもたらすことができる。それは Web、モバイル、ネイティブ アプリケーション、チャットボットなどなど広範なチャンネルに対してだ。いちばん大事なのは、顧客のみなさんが思いどおりに作り上げる自由があるということだ。
この成果を実現するのに貢献してくれたすべての人々に対して、ありがとう!
Drupal の詳細については下記をご覧ください!
https://sios.jp/products/it/oss-drupal.html