Claude Code→GitHub Copilot移行で使える設定ファイル6つの対応表

はじめに

ども!龍ちゃんです。前回の記事では、GitHub Copilotの設定ファイル5種類を整理しました。

普段Claude Codeを使っている方がGitHub Copilotに触れると、「この設定ファイルはClaude Codeでいう何に相当するの?」と戸惑うことがあります。逆もまたしかりです。

本記事では、Claude Code使いの視点からGitHub Copilotの設定ファイル体系を対応表で整理します。両ツールの「翻訳表」として活用してください。

検証環境

  • 検証日: 2026年1月22日
  • Claude Code / GitHub Copilot 2026年1月時点の機能

設定ファイル対応表

まずは対応関係を俯瞰してみましょう。

Claude Code発火条件GitHub Copilot発火条件役割
CLAUDE.md自動(常時)copilot-instructions.md自動(常時)プロジェクト全体指示
CLAUDE.md自動(常時)AGENTS.md自動(coding agent時)クロスツール互換
.claude/commands/*.md/で呼び出し*.prompt.md/で呼び出し手動プロンプト
.claude/skills/*.md/または自然言語※*.agent.mdドロップダウン選択観点切り替え
.claude/skills/*.md/または自然言語※Agent Skills (SKILL.md)プロンプト一致時(自動)タスク特化指示
ディレクトリ別CLAUDE.mdディレクトリ進入時*.instructions.mdファイル編集時(glob match)条件付き自動適用

※ Claude Code Skillsは/skill-nameでの明示的呼び出しに加え、descriptionとの関連性でClaudeが自動判断して発火することもあります。

発火条件の違い

両ツールの大きな違いは発火条件の粒度です。

  • Claude Code: ディレクトリ単位。親ディレクトリのCLAUDE.mdから子へ階層的に継承
  • GitHub Copilot: ファイル単位。applyToのglob patternで細かく指定(例: **/*.py

Claude Codeはシンプルに「このディレクトリに入ったら適用」、GitHub Copilotは「このパターンにマッチするファイルを編集したら適用」という設計です。

注意: AGENTS.md と .github/agents/ は別物

紛らわしいですが、この2つは全く異なるものです。

名称役割対応ツール
AGENTS.mdクロスツール標準(2025年7月提唱)Cursor, Codex, Builder.io, GitHub Copilot coding agent
.github/agents/*.mdGitHub Copilot固有のCustom AgentsGitHub Copilotのみ

AGENTS.mdは「one file, any agent」を掲げるベンダー中立の指示ファイルです。2025年春から夏にかけて、Sourcegraph、OpenAI、Googleを中心とした業界横断的な取り組みとして策定されました。現在はAgentic AI Foundation(Linux Foundation傘下)が管理しています。シンプルなMarkdown形式で、複数のAIコーディングツール間で共有できる点が特徴です。

一方、.github/agents/はGitHub Copilot固有の機能で、ドロップダウンから選択して観点を切り替えるCustom Agentsです。

相互運用の可能性

標準では各ツール固有のファイル形式ですが、Skills/Agent Skillsを活用すれば相互に読み込み可能です。

  • Claude Code: SkillでAGENTS.mdを読み込む
  • GitHub Copilot: Agent SkillでCLAUDE.mdを読み込む

2025年12月にGitHub Copilot Agent Skillsがパブリックプレビューとなり、ディレクトリ構造も類似してきました(.github/skills/.claude/skills/)。
これによってGitHub CopilotでもClaude Codeの指示を活用しやすくなっています。


設計思想の違い

Claude Code Skillsの便利さ

Claude CodeのSkillは非常に便利です。自然言語での発火には揺らぎがあるものの、複数処理やコンテキスト切り替えを詰め込んだ「パック」のような存在です。

実際に使ってみると、SkillsとAGENTS.mdは設計次第でほぼ同等のことができます。肝心なのは「いかに設計するか」です。

一方、GitHub CopilotでClaude Code Skillsと同等のことを再現しようとすると、少し難しさを感じます。

処理の断続感

両ツールを使い比べると、処理の断続感に違いがあります。

  • GitHub Copilot: 確認を挟むため断続的。「副操縦士」として開発者の承認を重視
  • Claude Code: 連続的に処理を進める。「自律的パートナー」として一気に作業

この違いは設計思想に由来するものです。GitHub Copilotは「開発者が常に主導権を持つ」、Claude Codeは「開発者と対等に協働する」という哲学の違いが、操作感に現れています。

世論: ツールの収束傾向

興味深いのは、各ツールが似た構造に収束しつつあることです。

“All of these products are converging.”
Cursor vs Claude Code 比較記事

開発者の本音としては、こんな声もあります。

“I need an agent and a good instructions file. That is it.”
Medium記事

機能の多さより、良い指示ファイルが1つあればいいという割り切りです。

共通点

両ツールに共通するのは以下の点です。

  • マークダウン形式で指示を記述
  • プロジェクト単位での設定管理
  • Skills/Agent Skillsで相互運用の可能性

まとめ

Claude CodeとGitHub Copilotの設定ファイルは、役割で対応付けることができます。

キーワードClaude CodeGitHub Copilot
全体ルールCLAUDE.mdcopilot-instructions.md
手動呼び出し.claude/commands/.github/prompts/
観点切り替え.claude/skills/.github/agents/
条件付き適用ディレクトリ別CLAUDE.md*.instructions.md

所感: ツール間の収束傾向

2025年12月、GitHub Copilot Agent Skillsがパブリックプレビューとして登場しました。ディレクトリ構造もClaude Codeと類似しており(.github/skills/.claude/skills/)、Claude Codeでできることは GitHub Copilotでもできるようになりつつあります

将来的には、ツール間の移行・共存がより容易になる可能性を感じています。


参考リンク

公式ドキュメント

引用記事

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