GitHub Copilot設定5種を網羅!生産性を最大化する使い分け術

GitHub Copilot設定5種を網羅!生産性を最大化する使い分け術

はじめに

ども!昨年はClaude Codeにどっぷりつかっていた龍ちゃんです。社内では、Gemini・Notebook LM・GitHub Copilotなど、様々なAIツールが使えるのですが、ブログとしては全然触れていなかったので触れていこうと思います。

昨年にGitHub Copilotの設定に関しては2件のブログを執筆しました。

それから、GitHub Copilotの設定も充実してきたので、改めて設定ファイルの種類と使い分けについてまとめてみようと思います。
過去記事では .github/copilot-instructions.md のみを紹介していました。あれから設定ファイルの種類が増えて、現在は5種類の設定ファイルが存在します。

「どのファイルを使えばいいの?」という疑問に答えるべく、本記事では各ファイルの役割と使い分けの判断基準を整理します。

検証環境

  • 検証日: 2026年1月22日
  • 環境: Dev Container (Debian GNU/Linux 13)
  • VS Code: Dev Container環境
  • GitHub Copilot: 2026年1月時点の機能

設定ファイル一覧

まずは5種類の設定ファイルを俯瞰してみましょう。

ファイル配置場所適用用途
copilot-instructions.md.github/自動プロジェクト全体の指示
*.instructions.md.github/instructions/自動(条件付き)ファイルタイプ別指示
*.prompt.md.github/prompts/手動質問・相談用テンプレート
*.agent.md.github/agents/手動カスタムエージェント
AGENTS.mdリポジトリ任意自動(coding agent実行時)クロスツール互換指示

ポイントは「自動適用か手動呼び出しか」という軸です。上2つは常に自動適用され、Custom Agentsは手動で選択して使います。AGENTS.mdはcoding agent実行時に自動で読み込まれます。

それでは、各ファイルを詳しく見ていきましょう。


copilot-instructions.md(プロジェクト全体指示)

配置場所: .github/copilot-instructions.md

プロジェクトの「憲法」的な存在です。すべてのCopilotリクエストに自動で適用されます。

記述内容の例

  • プロジェクト概要・技術スタック
  • コーディング規約
  • ディレクトリ構造
  • チームのルール

記述例

# プロジェクト概要

Python 3.12 + Click で構築されたCLIツール群です。

# 技術スタック

- パッケージ管理: uv
- リンター: Ruff
- 型チェック: Pyright

# コーディング規約

- ダブルクォートを使用
- 日本語UIメッセージには絵文字プレフィックス

ベストプラクティス

簡潔に保つことが大切です。1000行以下を目安にしましょう。長すぎると読み込みに時間がかかり、Copilotの応答が遅くなることがあります。

詳細は公式ドキュメントを参照してください。


*.instructions.md(言語・ファイル別の自動指示)

配置場所: .github/instructions/*.instructions.md

ソースコードを書く時に、言語やディレクトリ別のルールを自動で適用するファイルです。開発者は意識せずファイルを編集するだけで、該当するルールが適用されます。

フロントマター形式

---
applyTo: "**/*.py"
---

# Python コーディング規約

- 型ヒントを必ず使用
- docstringはGoogle形式で記述
- f-stringを優先

applyTo にグロブパターンを指定することで、マッチするファイルを編集する時だけ自動適用されます。

使用例

ファイル名applyTo用途
python.instructions.md**/*.pyPython固有のルール
typescript.instructions.md**/*.tsTypeScript固有のルール
tests.instructions.md**/tests/**テストコードの書き方
frontend.instructions.mdsrc/frontend/**フロントエンド固有

copilot-instructions.md との違い

観点copilot-instructions.md*.instructions.md
適用範囲全ファイル特定ファイルのみ
条件指定なしapplyToで指定
用途全体ルール言語・ディレクトリ別ルール

copilot-instructions.md が肥大化してきたら、*.instructions.md に分割することを検討しましょう。


*.prompt.md(質問・相談用のカスタムプロンプト)

配置場所: .github/prompts/*.prompt.md

呼び出し方: /prompt-name(手動)

ファイル編集ではなく、Askモードでの質問に方向性を持たせたい時に使います。特定の観点でコードを説明してほしい、レビューしてほしいといった場面で活躍します。

フロントマター形式

---
description: アーキテクチャの観点で説明
agent: ask
---

# アーキテクチャ説明

以下の観点でコードを説明してください:

- 設計パターン
- データフロー
- 依存関係
- 拡張ポイント

使用例

コマンド用途
/explain-architecture設計思想の観点で説明を求める
/security-checkセキュリティ観点でコードをチェック
/performance-adviceパフォーマンス改善のアドバイス

変数の使い方

ユーザー入力を受け付けたい場合は ${input:name:placeholder} を使います。

---
description: 指定したコンポーネントを説明
agent: ask
---

${input:component:説明したいコンポーネント名} について、
以下の観点で説明してください:
...

Custom Agents(フェーズ別の独立した作業空間)

配置場所: .github/agents/*.agent.md(または *.md も可)

呼び出し方: エージェントドロップダウンから選択(手動)

  • IDE(VS Code、JetBrains等): Chat windowのエージェントドロップダウンから選択
  • GitHub.com: エージェントパネルのドロップダウンメニューから選択

設計・実装・レビューなど、フェーズごとに異なるペルソナで作業したい時に使います。Prompt Filesとの違いは、セッションを通じて有効な点と、独立したコンテキストで作業できる点です。

Prompt Files との違い

観点Prompt FilesCustom Agents
呼び出し/prompt-nameドロップダウンから選択
継続性単発セッション通じて有効
コンテキスト共有独立
用途質問・相談フェーズ別作業

フロントマター形式

---
name: design-reviewer
description: 設計レビュー専門。アーキテクチャの整合性をチェック
tools:
  - shell
---

# Design Reviewer

あなたは設計レビューの専門家です。

## 役割

- アーキテクチャの整合性をチェック
- 設計パターンの適切さを評価
- 将来の拡張性を考慮したフィードバック

## レビュー観点

1. 責務の分離は適切か
2. 依存関係の方向は正しいか
3. テスタビリティは確保されているか

使用例

エージェント名用途
design-reviewer設計段階でアーキテクチャレビュー
implementation実装フェーズで具体的なコード生成
test-writerテストコード作成に特化

AGENTS.md(クロスツール互換)

配置場所: リポジトリルートまたは任意のディレクトリ

GitHub Copilotだけでなく、Claude CodeやGeminiなど複数のAIツール間で共有する指示を書くファイルです。Copilot coding agent実行時に自動で読み込まれます。リポジトリルートまたはサブディレクトリに配置でき、最も近いファイルが優先されます。

Custom Agentsと異なるってことを明確化しないといけません。僕は誤解をしていたので気を付けて!

対応ファイル

GitHub Copilot coding agentは以下のファイル名を認識します:

  • AGENTS.md – 標準フォーマット(複数のAIツールで共有可能)
  • CLAUDE.md – Claude Code向け
  • GEMINI.md – Gemini CLI向け

これらのファイルは同時に存在可能で、各AIツールが対応するファイルを読み込みます。

記述内容の例

## Tech Stack

- Python 3.12
- uv for package management
- Ruff for linting

## Commands

- `uv sync` - Install dependencies
- `uv run pytest` - Run tests
- `uv run ruff check .` - Lint code

## Boundaries

✅ Always: tests/, src/ への書き込み
⚠️ Ask first: スキーマ変更、依存関係の更新
🚫 Never: シークレットのコミット、本番環境への直接デプロイ

Claude Codeの CLAUDE.md と内容を同期しておくと、ツール間で一貫した指示を維持できます。


目的別の使い分け

「どのファイルを使えばいいか」を目的別に整理しました。

目的使うファイルイメージ
コードを書く時の指示copilot-instructions.md / *.instructions.md意識せずファイル操作時に自動適用
質問に方向性を持たせたい*.prompt.mdAskモードにカスタムプロンプトを追加
独立したフェーズで作業agents/*.agent.md設計レビュー / 実装 / テストなど切り替え
他AIツールとも共有AGENTS.mdCopilot coding agent実行時に適用

フローチャート

: 2026年1月時点での個人的な使い分けです。参考程度にご覧ください。


ディレクトリ構成例

実際のプロジェクトでの構成例です。

.github/
├── copilot-instructions.md              # 全体ルール(常時適用)
├── instructions/
│   ├── python.instructions.md           # Python編集時に自動適用
│   └── typescript.instructions.md       # TypeScript編集時に自動適用
├── prompts/
│   ├── explain-architecture.prompt.md   # /explain-architecture で質問
│   └── security-check.prompt.md         # /security-check で質問
└── agents/
    ├── design-reviewer.agent.md         # ドロップダウンから選択して設計レビュー
    └── implementation.agent.md          # ドロップダウンから選択して実装モード

最初からすべて用意する必要はありません。まずは copilot-instructions.md から始めて、必要に応じて拡張していくのがおすすめです。
また新しく検証しながら進めているので、ある程度情報がたまってきたら順次ブログで報告させていただきます。


補足: Agent Skills(プレビュー機能)

2025年12月にリリースされた新機能として、Agent Skillsがあります。

配置場所: .github/skills/スキル名/SKILL.md

Custom Instructionsが「全般的なルール」を定義するのに対し、Agent Skillsは「特定タスク向けの詳細な指示」をフォルダ単位で管理します。スクリプトやサンプルファイルも含められます。

利用可能な環境(2026年1月時点):

  • Copilot coding agent: 利用可能
  • Copilot CLI: パブリックプレビュー
  • VS Code Insiders: プレビュー
  • VS Code安定版: 今後対応予定

詳細は公式ドキュメントを参照してください。

これによって、Claude Codeでリポジトリを作りこんでもスムーズに連携できる可能性が広がりますね。実際Claude Codeで使用しているAgentを実行したのですが、問題なく動作しました。


まとめ

GitHub Copilotの設定ファイルは5種類あり、それぞれ異なる役割を持っています。

ファイルキーワード
copilot-instructions.md全体ルール、自動適用
*.instructions.md言語別、条件付き自動適用
*.prompt.md質問・相談、/で呼び出し
agents/*.agent.mdフェーズ別、ドロップダウンから選択
AGENTS.mdクロスツール、coding agent実行時に適用

使い分けのポイントは:

  • コードを書く時instructions 系(自動適用)
  • 質問・相談したい時prompts(手動呼び出し)
  • フェーズを切り替えたい時agents(手動呼び出し)

まずは copilot-instructions.md から始めて、チームの開発スタイルに合わせて少しずつ拡張していってください。


参考リンク

公式ドキュメント

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

設定ファイルを活用して、GitHub Copilotをチームの開発スタイルに合わせてカスタマイズしてみてください。

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