今号では、前号に引き続き date コマンドの使い方やオプションについてご紹介します!
前号でご紹介した「知っておくとちょっと便利!正規表現の活用法1」もぜひご参照くださいね。
時刻のフォーマットを指定する
date コマンドの実行時、デフォルトのフォーマットであれば YYYY年 MM月 DD日 曜日 HH:MM:SS JST
と表示されます。
このフォーマットを任意の形に変更する場合、date コマンドの後に下記のような形式で指定します。
$ date "+%Y/%m/%d %H:%M:%S %a" 2023/10/04 15:29:27 水
※フォーマットを囲むのは ” と ‘ のどちらも使用できます。
主に使用するフォーマットの書式としては、下記のものがあります。
- %Y:西暦 (4桁)
- %m:月 (0~12)
- %d:日 (01~31)
- %H:時 (00~23)
- %M:分 (00~59)
- %S:秒 (00~59)
- %S:曜日 (日~土)
- %n:改行
- %t:タブ
上記の書式を利用して、様々な形式で日付を表示することができます。
$ date '+%Y-%m-%d %H:%M:%S' 2023-10-04 15:29:27
$ date '+%Y%m%d%H%M%S' 20231004152927
また、他のオプションと組み合わせることもできます。
$ date -d '3 day' '+%Y/%m/%d %H:%M:%S %a' 2023/10/07 15:29:27 土
$ date -d '-7 day' '+%Y/%m/%d %H:%M:%S %a' 2023/09/27 15:29:27 水
$ date -d tomorrow '+%Y/%m/%d %H:%M:%S %a' 2023/10/05 15:29:27 木
$ date -d yesterday '+%Y/%m/%d %H:%M:%S %a' 2023/10/03 15:29:27 火