世界的に注目を浴びているソフトウェア市場の1つが、ローコード/ノーコード市場です。
ローコード/ノーコードとは、ソースコードを書かずに、あるいは、できる限りソースコードを書かずに、ソフトウェア開発を行う方法やソフトウェアのことを指します。
ミック経済研究所によれば、ローコード開発基盤のソフトウェアライセンスとSI(システム構築)サービスを合わせた市場は、2018年度の実績が2143億円で、2019年度の見込みが2458.7億円、対前年比114.7%と堅調に成長しているとレポートしています。
また、別の調査会社であるIDC Japanは、今後の国内アプリケーションPaaS市場の成長要因として、ローコード/ノーコード開発機能を持つプロットフォームの需要が高まるとしています。
さまざまなローコード/ノーコードがありますが、いくつかオープンソースのローコードソフトウェアを紹介します。
Open Lowcode
Open Lowcodeは、Airbus導入実績もあるオープンソースです。フランスの企業が中心になって開発しているようです。
プリザンター
株式会社インプリムが開発しているオープンソースのローコードソフトウェアが、プリザンターです。
Open Lowcodeは、すべて英語のドキュメントであるため、少しハードルが高い人もいるかもしれませんが、プリザンターは、日本語での情報も豊富です。
今後のアプリケーション開発に大きな影響を与えると予想されるローコード/ノーコード、皆さんも触れてみてはいかがでしょうか?