コミュニティ版のLinux-HA利用における懸念点と解決方法とは?

今回はPacemakerやDRBDをコミュニティ版で利用している場合の懸念点や解決方法をご紹介します。
OSSならではのメリットをいかしつつ、OSSゆえの不安を解消するヒントにしていただければと思います。

LINBITクラスタスタックサポートを利用すれば、コミュニティ版を利用していてよくあるお悩みを解決することができます。

コミュニティ版のLinux-HAを利用している場合の懸念点と解決方法

セキュリティ(脆弱性対応速度)への不安

コミュニティ版のLinux-HAを利用していてプログラムに脆弱性が発見された場合、商用のパッケージ製品に比べどうしても対応が遅くなりがちです。いつ対応されるかはコミュニティ任せとなってしまします。

後で紹介するLINBIT版バイナリを利用することでホットフィックスの提供をいち早く受けることができます。プログラムに不具合が発見されたときも、修正版がコミュニティ版より早く提供されます。

トラブル時の不安

設定の問題や、環境の問題などで正常に動作しない場合、社内のメンバーだけで解決するにはハードルが高く、時間やコストが掛かってしまいます。

そういった場合にもLINBITクラスタスタックサポートを利用すればサポートが受けることができます。

自社のエンジニア・リソースが足りない

社内のIT化はどんどん進み運用するシステムは増え続けているけれど、保守運用するエンジニアが足りない、HAについて詳しいエンジニアが社内にいないといった声はよく聞きます。

そういった場合もLINBITクラスタスタックサポートを利用すれば、安心して運用することができます。

LINBITクラスタスタックサポート概要

LINBIT社の認定バイナリを利用すれば、日本語によるサポート・サービスを受けられ「安心」「安全」のサポートを提供。加えてLINBIT社の後方援護があるのでソースコードレベルでの解析ができます。

HAパッケージ製品を購入するより価格を抑えつつ商用ソフトウェア並みのサポートを受けることができます。

どんなサポートが提供されるの?

・脆弱性と不具合に対応したホットフィックスの提供
・困ったときにLINBIT社に日本語でソースコードレベルでの相談

LINBIT版バイナリの入手方法

認定バイナリはLINBITクラスタスタックサポートを契約することで入手することができます。

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)に含まれるPacemakerを利用した場合の懸念点

長期サポートを提供する商用利用向けのLinux。
意外と知らないユーザさんもいらっしゃいますが・・・

RHELではPacemaker, Corosync はサポートされていますが、DRBDはサポートされていません。
RHELでPacemaker + DRBDをご利用の場合、DRBDはサポート対象外となってしまいます。
>>RHEL システムにおける DRBD サポート

そんな時に、LINBITクラスタスタックサポートをご契約いただければDRBDのサポートも受けられることになります。

LINBITクラスタスタックサポート取り扱いパートナー

日本ではサイオステクノロジーがLINBITクラスタスタックサポートの総代理店ですがパートナー企業からもご契約いただけます。
>>パートナー一覧

まずは評価版を手に入れよう!

次の記事では実際にコミュニティ版からLINBIT版バイナリへの入れ替え手順をステップごとに詳しくご紹介します。

>>DRBDとPacemakerをコミュニティ版からLINBIT版に入れ替えてみた

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