大規模な組織が Drupal に貢献する道を選んでいる理由

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Drupal の創始者ドリース バイテルト氏のブログを日本語で紹介するコーナーです。

DrupalCon Nashville における基調講演で、僕はファイザー製薬のアーキテクチャー、エンジニアリング&開発担当シニア ディレクターであるマイク ラム(Mike Lamb)の短い動画を紹介した。今日はマイクへのインタビューを収めた、もっと長いバージョンをシェアしたい。そのなかで、彼は、ファイザー製薬の開発チームが、なぜオープンソースへの貢献を業務のなかに深く組み入れたのか説明している。

マイクは本当に興味深く大切なことを言っている。たとえば、以下のようなことだ。

ファイザーはなぜ、すべての自社サイトを Drupal に統一することにしたのか(0:00~03:19)。商用ソフトは合わない。
ファイザーはなぜ、Drupal にお返しの貢献をしているエージェンシーおよびベンダーだけとしか組まないのか(03:00~06:25)。そう、これはタイプミスなどではない。ファイザー製薬は取引のあるエージェンシー パートナーに対してオープンソースに貢献することを求めるのだ!
ファイザーはなぜ、Drupal モジュールをフォーク(分岐して別個に開発)しないのか(06:25~07:27)。要はセキュリティー。
ファイザーはなぜ Drupal8 のワークフロー イニシアチブに貢献すると決めたのか、そして Drupal コミュニティーとの共同作業から何を学んだか(07:27~10:06))。
Drupal にお返しの貢献をするよう、(ファイザーのような)大規模な組織をどうやって説得するか(10:06~12:07)
Drupal への直接的な貢献(Drupal 8 のワークフロー イニシアチブなど)。そして、取引のあるエージェンシー パートナーに Drupal へのお返しコード貢献を求める要請。これらを通じてファイザー製薬が Drupal コミュニティーに与えたインパクトは実に貴重だ。これは 1 年あたりにすると数百万ドル(数億円)に相当する。他の大規模な組織が 10 団体、ファイザーの貢献モデルを採用したら Drupal がどうなるか、想像してみてほしい。

ほとんどの組織はオープンソースを使ってもそれについて深く考えることはない。しかし、オープンソースを使うだけではなく積極的に貢献する組織が増えてきているのが目につくようになった。オープンソースは組織に対して全く異なる取り組み方を提示し、商用ソリューションでは不可能な革新モデルを促進する。ファイザーは、組織が普及型のモデルに挑みかけ、オープンソースに貢献することから利益を得るようになってきている様子を示す代表的な例だ。マイク、体制を変えてくれてありがとう!

 

drupalDrupal の詳細については下記をご覧ください!
https://sios.jp/products/it/oss-drupal.html

本ブログは、株式会社アウトソーシングテクノロジーにて翻訳しています。

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