初めてのチーム開発で学んだ「コミュニケーション」の大切さ(サイオスインターンシップ2026【1期Aチーム】)

自己紹介とインターン参加理由

 自己紹介

はじめまして、金井南海です。東京電機大学 理工学部 理工学科 理学系に所属する大学3年生です。
専攻では画像処理や機械学習理論といった数理情報系の学問を学んでいて、数式やアルゴリズムの仕組みを理解しながらものを作ることに面白さを感じています。

 プライベートでは、ダーツと映画鑑賞が趣味です。
ダーツは狙った場所に投げる集中力と、思い通りにいかないときの試行錯誤が楽しく、映画鑑賞はストーリーの構成や伏線の張り方に注目して観るのが好きです。

なぜ数ある企業からここ(サイオス)のインターンシップを選んだのか

サイオスのインターンシップを知ったのは、大学の学内ナビサイトがきっかけでした。数あるインターンの中で目を引いたのは、自分が興味を持っていた生成AIについての勉強会が用意されていたことです。

また、これまでの自分の開発経験は個人開発だけで、チームで1つのプロダクトを作り上げる経験がありませんでした。せっかくなら、その未経験の部分にこの10日間で挑戦してみたいと思い、応募を決めました。

インターンシップでの成果物

成果物の紹介

私たちのチームが作ったのは、就活生の情報を1か所に集める就活管理ダッシュボード「ShukatsuHub」です。
私自身もそうですが、就活生は複数のメールアドレス・求人サイト・カレンダー・自己分析シートをバラバラに管理している人が多く、情報の見逃しや転記の手間に困っています。
ShukatsuHubは、ダッシュボード・カレンダー・メール受信箱・履歴書用のプロフィール管理・想定問答・選考ステータス管理・企業マッチング・企業研究・ナレッジ蓄積・メール通知という機能を1つのアプリにまとめ、就活にかかる手間を減らして浮いた時間を研究や休息に充てられるようにすることを目指しました。

自分の役割

私は主に、
①複数のメールアカウントを自動で分類する「受信箱」機能
②重要なメールに気づける「通知」機能
③面接の振り返りや企業メモを残す「ナレッジ蓄積」機能
を担当しました。

開発の概要と学び

今回のハッカソンは、7日目に中間発表、最終日の10日目に成果発表という非常に過密なスケジュールでした。本格的な実装を始めたのは4日目からで、それまではチーム全員で要件定義や機能選定に時間を費やしていました。残りの時間を考えると焦りもありましたが、Claude Codeを活用することで短時間での実装が可能になりました。

最終的に、事前準備を丁寧に行ったことで大きな手戻りもなく、完成度の高い機能を形にすることができました。時間がないときこそ「何を作るか」を固める時間を惜しまないことが、開発の1番の近道だと学びました。

また、今回は初めてのチーム開発で、GitHubを使うのも初体験でした。開発中に「実装の重複」が起きるトラブルを経験したことで、「作業前に最新のmainを確認する」「早めに小さくpushする」といった、チーム開発ならではの立ち回り方を習得できました。

個人開発では意識しなかった視点やノウハウを多く得られ、企画・技術の両面で大きな成長を感じられた貴重な機会となりました。

成果発表の感想・気づき

成果発表では準備不足を痛感しました。スライドやデモは作り込んだものの、本番の緊張でペース配分が乱れ、魅力を伝えきれませんでした。準備の完成度と本番で発揮する力は別物なのだと実感しました。

発表後、社員の方々から「先にデモを見せて概要から話す」「最初に解決する課題を伝える」といったアドバイスをいただき、聞き手視点の意識が不足していたことに気づかされました。時間配分を含めたリハーサルの重要性も大きな学びです。

それでも、技術的な挑戦やUI/UX、機能動作については高い評価をいただけたのが大きな自信になりました。今後は「遊び心やオリジナリティ」も意識しつつ、伝える力も含めてさらに磨いていきたいです。

チーム開発を通じて気づいたこと、学んだこと

開発初期に作業の重複(ブッキング)が起きたことをきっかけに、自分が今どの機能・どのファイルを触っているかを着手前に一声かけ、進捗をこまめに共有するよう意識しました。この小さな積み重ねが、作業の被りやトラブルを防ぐことにつながりました。

この10日間、共に挑んだメンバー2人の存在は非常に心強かったです。

1人は、Gmail連携のつまずきそうなポイントや対処法をあらかじめ手順書としてまとめてくれ、詰まった箇所もスムーズに解決できました。実装した人にしか分からない細かい注意点まで言語化して残す姿勢には、本当に感心しました。 もう1人は、主要機能の開発を数多く担いながら、最終発表が近づいてからはスライドの内容更新や発表原稿の作成まで行ってくれました。3人の発表時間が均等になるよう文字数で分担を配慮してくれるなど、細やかな気配りに何度も助けられました。

チーム全体を通しても、失敗や詰まったことを隠さずに共有し「なぜ起きたか」「どう防ぐか」を議論する活発な雰囲気がありました。「失敗を早く共有した人が評価される」空気感があったからこそ、安心して開発を進められたと感じています。

インターンを通しての最大の学び

インターンシップに参加する前は、エンジニアという仕事は何よりもまず技術力が第一だと思っていました。しかし、このインターンシップを通して、技術力と同じくらい、あるいはそれ以上に「コミュニケーション」が大切なのだと実感しました。どれだけ良い機能を実装できても、チームに進捗や意図が伝わっていなければ作業が重複したり、仕様と実装がずれたりします。逆に、こまめな共有や報連相があるからこそ、それぞれの技術力が本当の意味でチームの成果につながるのだと感じました。

今後の目標

このインターンシップで学んだ「技術力だけでなく、コミュニケーションや報連相を大切にする」という姿勢を、今後の大学生活や研究にも活かしていきたいです。例えば専攻している画像処理や機械学習の研究でも、1人で完結させるのではなく、周囲と積極的に議論しながら進めることを意識したいと思います。

また、今回のインターンでチーム開発やGitを使った開発を初めて経験できたので、今後は個人開発だけでなく、チームでプロダクトを作る機会にも積極的に挑戦していきたいです。今回興味を持って参加した生成AIについても、このインターンでの学びを土台に、もっと深く学んでいきたいと考えています。

これからインターンを受ける後輩へ向けたアドバイスや応援の一言!

もし今、技術力に自信が無くて不安に思っていても、心配しすぎなくて大丈夫です。私自身、チーム開発もGitも今回が初めてでしたが、実際に手を動かしていくうちに少しずつ理解できるようになりました。それよりも大事なのは、分からないことや詰まったことを1人で抱え込まず、早めにチームに共有することだと思います。

また、開発期間が短いからといって、いきなり手を動かしたくなる気持ちはまず抑えて、要件定義や機能選定にしっかり時間をかけてください。「急がば回れ」で、土台を固めておいたほうが、結果的に良いものが作れます。短い期間ですが、得られる学びはとても大きいので、ぜひ楽しんで挑戦してみてください!

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