挨拶
最近は新しい登壇資料を準備して、頑張って執筆している龍ちゃんです。YouTubeやXなどで情報収集しながら、新しいAIツールを見つけたので使用レポートと具体的な使用方法、注意点などをまとめて書いていこうと思います。
今回のお話は「メモ帳と生成AI描画ツールが合体したツールNapkin AI」についてです。
Napkin AIとは

Napkin AIはテキスト入力をするだけで、グラフや図解を自動生成してくれるAIツールになります。プレゼン資料の図解などで使用することができる、ちょっとおしゃれな図を生成してくれるのですごく助かります。

2025年3月12日時点で、beta版ですべての機能が無料で使用することができます。ぜひ試して!!!
描画画面
画面は海外のメモ帳みたいな雰囲気があります。マークダウン形式で入力することができます。

図の生成
テキストを入力したら、左側に生成ボタンが出てきます。

数秒の経過時間後、描画とポップアップにスタイルの提案が出力されます。

ポップアップの中から、スタイルを決定することで描画が確定します。描画後では、以下の設定を変更することができます。
項目 | 説明 |
---|---|
Download | ダウンロード設定を開くことができます。 |
Background Color | 背景色の設定 |
Aspect Ration | 描画の比率の設定 |
Change Style | 描画図のスタイル変更 |
描画ダウンロード
描画のダウンロードでは「PNG・SVG・PDF」の項目から選択することができます。

透過PNGとSVGが選択することができるので素晴らしいです。
スタイルの選択
描画画面の右上の「Styles」から好きなスタイルを選択することができます。スタイルを限定しておくことで、統一感のある描画を生成することができます。

デフォルトで選択肢が15個もあるため、お気に入りのスタイルが見つかるかもしれません。
具体的な活用方法
ここまでは、「Napkin AI」のデフォルトの使用方法について解説してきました。実際に使用して登壇資料を3本ほど作成したので、具体的な使用感についてまとめていきます。Napkin AIを使用して作成した図に関しては、「【GAS】Difyプロトタイプを本格業務アプリに!実践的な自動化」で公開しています。
一部分だけ活用する
「Napkin AI」上でも編集をすることができます。ですが、SVGでエクスポートすることができるためFigma上で描画した情報を使用することができます。実際に登壇で使用する描画が以下になります。

だんだん小さくなる描画を「Napkin AI」で生成しています。このような描画は作成コストが高いので、さくっと描画してくれるのが助かります。
周りの装飾部に関しては、自前で作成しています。表現としてもバランスが良くなって個人的にお気に入りの一枚です。
図の参考にする
こちらは、作成前にいったん作ってみるという使い方になります。スタイル選択では、いろいろな描画を見ることができます。生成AIからの出力なので、一度に複数パターンの描画を見ることができます。
その中からイメージに近いものを参考図として、Figmaで作成しました。以下の図を「Napkin AI」の出力を参考に作成しました。

終わり
今回は「Napkin AI」について紹介させていただきました。テキスト入力だけで素敵な図解を生成できる便利なツールなので、ぜひ皆さんも試してみてください。今後も新しいAIツールの紹介をしていきたいと思います。