はじめに
こんにちは!今年1本目のブログが月末になってしまったなーがです。ネタはあったのですが正月ボケで書く手がなかなか進まず、気づけば1月終わりそうになっていました。。。前回はDockerで起動したSQL Serverの既定のデータベースを変更したユーザーでログインできなくなった場合の解決方法についてでしたが、今回はChromeのプロファイルを使って快適な開発を行おうということについて書こうと思います。
皆さん楽しく開発してますか?開発といえばAWS、Azure等のクラウドをはじめとして様々なアカウントを使っていると思います。案件によっては社内アカウントだけでなくお客さんのアカウントを使うこともあり、異なるアカウントを使おうとするたびにログインし直さなければいけません。
「毎回のログインが面倒くさい!」
「もっと切り替えが簡単に出来ないかな…」
なんて思っている方も多いと思います。そんな時Chromeのプロファイルの出番です!
Chromeの「プロファイル」とは?
Chrome公式ヘルプ「複数のプロフィールで Chrome を使用する」では以下のように記載されています。
プロフィールを使用すると、自分の Chrome 情報(ブックマーク、履歴、パスワード、その他の設定)のすべてを他のユーザーと別々に保持することができます。
プロフィールの使用は次のような場合に最適です。
- パソコンを複数のユーザーと共用する。
- 仕事用と個人用などで別々のアカウントを使用する。
設定方法も記載されていますが、文章だけでは分かりにくいので画像を使って説明していこうと思います。
設定方法
想定している条件は以下のようにします
- 使用するGoogleアカウントは1つでログイン済み
- 2つのAzure DevOpsのアカウント(アカウントAとB)を切り替えたい
- アカウントAはログイン済みのGoogleアカウント、アカウントBは今回作成するプロファイルでアクセスする
まず、右上のアカウントアイコンをクリックします。
(下記の画像で開いているページはChrome公式ヘルプになっていますが、どのページを開いていても操作には問題ないです!)
小さなウィンドウが開くので、「他のプロファイル」内の「追加」をクリックします。
(下記の画像では既に2つのアカウントが設定されていますが、初めての場合は「ゲスト」と「追加」のみが表示されていると思います)
すると、「新しいChromeプロファイルの設定」というページが表示されます。今回はGoogleアカウントを分けずにクラウドのアカウントを切り替えたいので、「アカウントなしで続行」をクリックします。
ちなみに、現在ログインしているアカウントと異なるGoogleアカウントでログインしたい場合は「ログイン」をクリックすることで、通常のログイン画面からログイン出来ます。
新しいウィンドウが開くので、名前(今回は「アカウント2」とします)、背景色(今回は初期のまま)を入力して「完了」クリックします。
アカウントアイコンをクリックするとアカウント名が「アカウント2」、そして「ログインしていません」と表示されています。
プロファイルの作成自体は完了です。Windowsのタスクバーを見てみると、以下のように異なるプロファイルが別々のタブで表示されていると思います。一度開いてしまえば、ウィンドウを切り替えるだけでプロファイルを使い分けることが出来ます。
次項でAzure DevOpsのアカウントを切り替えるために、この新しく作成したプロファイルのウィンドウでAzure DevOpsのアカウントBにアクセスしておきます。(ログイン方法は割愛します)
アカウントの切り替え
ログイン済みのGoogleアカウントではAzure DevOpsのアカウントAにアクセスしています。
アカウントアイコンをクリックし、先程作成した「アカウント2」をクリックします。
新しいウィンドウが開きました。プロファイル作成後にAzure DevOpsのアカウントBでログインしたので、ショートカットにAzure DevOpsの「Work items」が表示されています。「Work items」をクリックしてAzure DevOpsを開きます。
ログインし直すことなくAzure DevOpsのアカウントを切り替えることが出来ました。
さいごに
今回はChromeのプロファイルを使って快適な開発を行おうということについて書きました。プロファイルは複数作成できるので、切り替えたいアカウント毎にプロファイルを作成しておくことで快適な開発が行えます。また、ChromeだけでなくEdgeでも同様にプロファイルを設定出来るので、ぜひ試してみてください。これからも業務中に学んだことをブログにしていきたいと思います。