【合格体験記】Azure DevOps Engineer Expert【AZ-400】

◆ Live配信スケジュール ◆
サイオステクノロジーでは、Microsoft MVPの武井による「わかりみの深いシリーズ」など、定期的なLive配信を行っています。
⇒ 詳細スケジュールはこちらから
⇒ 見逃してしまった方はYoutubeチャンネルをご覧ください
【4/18開催】VSCode Dev Containersで楽々開発環境構築祭り〜Python/Reactなどなど〜
Visual Studio Codeの拡張機能であるDev Containersを使ってReactとかPythonとかSpring Bootとかの開発環境をラクチンで構築する方法を紹介するイベントです。
https://tech-lab.connpass.com/event/311864/

こんにちは、サイオステクノロジーの佐藤 陽です。

先日、Azureの認定資格であるAzure DevOps Engineer Expertに認定されました!
あまり情報が多くない印象なので、合格体験記の方を書いていきたいと思います。

はじめに

試験に関して詳細に記載するとMicrosoftから怒られ、資格剥奪されてしまうとのことです。
そのため非常にふんわりした内容の記事になりますがご了承ください。

Azure DevOps Engineer Expertとは?

Azureの認定資格のひとつであり、Expertレベルの資格です。
詳細はこちら→Azure DevOps Engineer Expert

現在は、AZ-400の試験に合格することで認定が受けられます。
前提条件としては、Administrator AssociateかDeveloper Associateの認定が必要となります。

資格認定に必要なこと

結論から述べると、合格に至る過程で必要に感じたことは以下2点です。

  1. 実際に手を動かしてAzure DevOpsに触れること
  2. AzureDevOps以外のサービスも学ぶこと

勉強前の経験

自分の経歴(経験)を簡単にご紹介します。

前職において2年ほどAzureを使ったアプリの開発に従事しており、
これらの開発を行うにあたり、Azure DevOpsのサービスを用いてプロジェクト管理を行っていました。

具体的には

  • Azure Boardsを利用してアジャイル開発の実施
  • ソースコードはAzure ReposのGitで管理
  • CI/CDはAzure Pipelinesで実装

という感じです。

自分も含め、プロジェクトとしてもAzure DevOpsの利用は初めてで
右も左も分からない状態で、各サービスを開拓していきました。

なおかつ、そんな状況の中でAzure DevOpsのAdministratorを担当することとなり、
無知ながらもユーザーや権限の管理などを自分で行っていました。

このように実際のプロジェクトにおいてAzure DevOpsの環境を0->1で立ち上げた経験が、今回の合格に強く結びついたと実感してます。

DevOps未経験から合格!」みたいなバズる合格体験記ではないですが
結局、なんだかんだ実務経験が活きたなー、という思いが強いです。
自分で実際に手を動かしてみることはとても大事ですね!

という事で「1.実際に手を動かしてAzure DevOpsに触れること」でした。

試験の概要

主な出題範囲としてはAzure DevOpsの各サービスの内容や操作に関するものです。

  • Azure Boards
  • Azure Repos
  • Azure Pipelines
  • Azure TestPlans
  • Azure Artifact

ただ、これに限らず類似サービスや関連サービスに関する内容も試験の対象となっています。
類似サービスでいえば

  • BoardsであればJira
  • ReposであればGitHub
  • PipelinesであればGitHub Actions
  • ARM TemplateであればTerraform

関連サービスでいえば

  • Application Insight
  • OWASP ZAP
  • WhiteSource Bolt
    etc.

挙げだしたらきりがないですが、DevOpsを実現するうえで必要なサービス群ですね。
勉強する過程で色々出てくると思いますので、「Azure DevOpsのサービスじゃないし…」と切り捨てるのではなく
しっかりとキャッチアップしていくことが大事だと思います。

ということで「2. AzureDevOps以外のサービスも学ぶこと」でした。

勉強方法

Microsoftにラーニングパスが用意されています。
ただ、やったことある人は分かると思いますが結構しんどいですよね…、これ。
日本語が分かりづらいですし、量も多いです。

なので学習のベースとしては、以下のUdemy講座もおススメです。

AZ-400 Designing and Implementing DevOps Certification 2022

Udemy Businessにも含まれているので、会社のほうで契約している方は無料で見られます!
言語は英語ですが、「トランスクリプションを表示 + Google翻訳のChromeアドオン」の組み合わせで乗り切れます。

余談

自分がDevOpsに興味を持つようになったきっかけがこの本です。

技術負債にまみれたIT企業を舞台に、DevOpsの概念を使って改善していく物語です。
いささか上手くいきすぎている部分もありますが、楽しくDevOpsの概念を学ぶことができました。

お利口さん発言にはなりますが
試験対策をがちがちに固めて合格するのもいいかとは思いますが、DevOpsに興味をもったうえで勉強した方が、より得るものが多いかなと感じました。

興味ある方は是非読んでみてくださいね。

おわりに

今回はAzure DevOps Engineer Expertの合格体験記を書きました。
合格したとはいっても、まだまだDevOpsに関して知識不足を痛感してます。

今後も引き続き勉強し、ブログにも積極的にアウトプットしていきたいと思うので
是非楽しみにしていてください!

アバター画像
About 佐藤 陽 47 Articles
ロードバイクやトレランなど、走ることが好きなサーバーサイドエンジニア。組み込み系からWeb系へとジョブチェンジし、現在はAzureを使ったWebアプリの開発や、DevOpsの構築を行っています。
ご覧いただきありがとうございます! この投稿はお役に立ちましたか?

役に立った 役に立たなかった

2人がこの投稿は役に立ったと言っています。


ご覧いただきありがとうございます。
ブログの最新情報はSNSでも発信しております。
ぜひTwitterのフォロー&Facebookページにいいねをお願い致します!



>> 雑誌等の執筆依頼を受付しております。
   ご希望の方はお気軽にお問い合わせください!

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


質問はこちら 閉じる