Ansible Automation Controller(旧称: Ansible Tower)の紹介

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こんにちは、サイオステクノロジーの角川です。
Ansible Automation Controller(旧称: Ansible Tower)とはRed Hat社が提供する自動化に関する製品です。
特長の1つとしてWebインターフェースの管理画面があり、こちらからAnsible Playbookの適用操作や結果の確認などの操作が可能になっています。
今回はWebインターフェースの管理画面から利用出来る機能についてご紹介したいと思います。

 

Ansible Automation Controllerの機能

Ansible Automation Controllerの機能の一部をご紹介します。

 

ダッシュボード

管理画面ログイン時に表示される画面でここからAnsible Automation Controllerのステータス状態の確認が可能です。

プロジェクト

Ansible Automation Controllerではローカルディレクトリに保存してあるPlaybookやGitHubなど外部リポジトリなどに保存してあるPlaybookが利用出来るようになっています。

プロジェクト毎にどこに保存してあるPlaybookを使用するか指定し、このプロジェクトではローカルディレクトリにあるPlaybookを利用、このプロジェクトはGitHubにあるPlaybookを利用といった設定をおこないます。

 

ジョブテンプレート

ジョブテンプレートの設定では事前に作成したプロジェクトを指定し、どのPlaybook実行するか設定します。
変数の指定も可能で、Playbookと変数をセットで管理しておくことで1度ジョブテンプレートを登録しておくと繰り返し何度も同じ設定で使用することが出来ます。

ワークフローテンプレート

ジョブテンプレート(Playbook適用)などの処理を複数連結して実行させることが可能です。

例えば1つ目のジョブテンプレート実行後、2つ目のジョブテンプレートを実行などの設定が可能です。

インベントリー

Playbook適用対象のホストの管理が可能です。

インベントリーの「ソース」という機能でAWSのEC2インスタンスなどのホスト情報を自動で取得しインベントリーへ登録することが可能です。

AWSのEC2インスタンスの場合、特定のタグなどで絞って同期することが可能です。

 

ジョブ実行結果履歴

ジョブテンプレートやワークフローテンプレートの実行結果はジョブとして実行され、結果が保存されます。

結果が履歴として一箇所に集約された形で表示されるため大変便利です。

 

最後に

今回ご紹介した機能以外にもAnsible Automation Controllerは多くの機能を持っています。
それらに関しては別の記事でご紹介できればと思います。

参考になりましたら幸いです。

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