今回はConfuent platformを使用して、Apache kafkaを動かす方法を伝えていきたいと思います!
Confluentとは
Confluentとは、Apache kafkaをより使いやすく、便利にし続けている企業で、Confluent Platformを開発しています。Apache kafkaってそもそもなに!?と思っている方や、Confluentってどんな機能を提供しているの!?という方は以下のリンクがありますよかったらぜひお読みください。
Apache Kafkaについてはこちら
Confluentについてはこちら
Confluent Platformとは
Conlfuent Platformとはkafka外部からkafkaを使いやすくするツールをまとめているプラットフォームです。ツール一つ一つの機能(schema registry,ksqlDB,Kafka connect,Rest Proxy)をプラットフォーム上ですべて取り扱うことができ、GUIでの操作を可能とします。
また、Platformには使用用途に応じてライセンスが4種類存在しており以下のようになっています。
- 開発者向けライセンス
- トライアルライセンス
- エンタープライズライセンス
- コミュニティライセンス
これらはいずれもKafkaを外から支える機能(schema registry,ksqlDB,Kafka connect,Rest Proxy)が使えるようになっていますが、GUIでConfluentが操作できるのは上の三つとなっています。無償でかつ無制限で使えるのは開発者向けライセンスのみのため、今回はこちらで操作していきたいと思います。
以下の表では、GUI操作ができるライセンス三つについての表を示しています。
ライセンス |
有償or無償 |
ブローカー稼働数制限 |
ライセンス期限 |
開発者向けライセンス |
無償 |
1台 |
無制限 |
トライアルライセンス |
無償(30日すぎると有償) |
複数 |
開始してから30日 |
エンタープライズライセンス |
有償 |
複数 |
開始してから1年まで |
今回はオンプレ版のものをダウンロード、インストールしていきます。
インストール方法
1.confluent-7.0.00のzipファイルをダウンロード、解凍します
wget https://packages.confluent.io/archive/7.0/confluent-7.0.0.tar.gz tar -xvf confluent-7.0.0.tar.gz ls -al confluent-7.0.0
Confluent CLIで扱う「confluent」コマンドを使用できる状態にします
2.コマンドでConfluent platformを使用するための設定を行います
export CONFLUENT_HOME=confluent-7.0.0 export PATH=$PATH:$CONFLUENT_HOME/bin
3.以下でコマンドが使えるかどうかを確認します
confluent --help
4.confluentを起動する
$ confluent local services start The local commands are intended for a single-node development environment only, NOT for production usage. https://docs.confluent.io/current/cli/index.html Using CONFLUENT_CURRENT: /tmp/confluent.284061 Starting ZooKeeper ZooKeeper is [UP] Starting Kafka Kafka is [UP] Starting Schema Registry Schema Registry is [UP] Starting Kafka REST Kafka REST is [UP] Starting Connect Connect is [UP] Starting ksqlDB Server ksqlDB Server is [UP] Starting Control Center Control Center is [UP]
5.http://localhost:9021/ にアクセスして以下のようなGUIが表示できれば成功しています
今回はConfluentをダウンロードから起動するまでの手順を紹介しました!
次回はこのGUI上での基本操作について触れていきたいと思います