LinuxからAzure File Storageをマウント

こんにちは。サイオステクノロジー技術部の武井です。

今回は、LinuxからAzure File Storageにマウントする方法を記載したいと思います。

Azure File Storageとは?

Azure File Storageとは、SMBプロトコルに対応したファイル共有機能を提供するサービスです。Azureファイルストレージの共有フォルダーは、Azure仮想マシンのWindows ServerはもちろんのことLinuxからも共有フォルダーと同じようにアクセスできます。

LinuxからのAzure File Storageのマウント方法

1.まず、Azure File Storageを作成します。Azure管理ポータルにアクセスして、画面左部メニューから「参照」をクリックします。

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2.「ストレージアカウント」をクリックします。

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3.「追加」をクリックします。

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4.以下のように入力します。「名前」はストレージアカウント名になります。全世界のサブスクリプション内で一意である必要があります。「サブスクリプション」は現在保有しているサブスクリプションを選択して下さい。「リソースグループ」は、現在のサブスクリプション内で一意である必要があります。全て入力が完了したら、「作成」をクリックして下さい。

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5.しばらくすると、ストレージアカウントの一覧に、先ほど作成したアカウント名のストレージアカウントが表示されます。そのアカウントをクリックします。

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6.「ファイル」をクリックします。

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7.新しいファイル共有を作成します。「ファイル共有」をクリックします。

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8.「名前」の部分に共有名を入力します。これは、Windowsでファイルを共有するときの共有名に当たるものです。入力が完了したら「作成」をクリックします。

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9.画面下部スクロールバーで画面全体を左にスクロールして以下の画面を表示し、「すべての設定」→「アクセスキー」の順にクリックします。

 

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10.下図赤枠の部分をクリックして、アクセスキーをクリップボードにコピーします。アクセスキーはファイルを共有する際のパスワードに当たるものです。

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11.ここからはLinuxからの操作になります。先ほど作成したAzure File Storageをマウントしてみましょう。まず、その前にcifsでマウントするためのユーティティをインストールします。

# yum install cifs-utils

12.マウントポイントを作成します。

# mkdir /mnt/azure

13.マウントします。

 # mount -t cifs //<ストレージアカウント名>.file.core.windows.net/<ファイル共有名> /mnt/azure -o vers=3.0,username=<ストレージアカウント名>,password=<10でコピーしたアクセスキー>,dir_mode=0777,file_mode=0777 

14.これで完了です。先ほど作成したマウントポイントにファイルを作成すると、Azure File Storage内にファイルが作成されます。

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