Geminiの回答が「ちょっとズレる」人へ。一言足すだけで変わる3つのコツ

今日から使えるGemini活用術シリーズ(全3回)
  1. ググる前に、まずGemini。日常がちょっとラクになる3つの使い方
  2. Geminiの回答が「ちょっとズレる」人へ。一言足すだけで変わる3つのコツ ← この記事!
  3. 毎回コピペはもう卒業。Geminiの「Gem」で選ぶだけにする方法

ども!普段はエンジニア向けにAIの記事を書いている龍ちゃんです。前回に引き続き、エンジニアじゃない方に向けて書いていきます。

前回紹介した「ググる・読む・書く」の3つの習慣、試してみましたか?

便利なんだけど、使っていくうちに「そうじゃないんだよな…」って回答が返ってくること、ありません? 聞いたことには答えてくれてるんだけど、なんか微妙にズレてる。欲しかったのはそこじゃない、みたいな。

これ、Geminiが悪いわけじゃないんですよね。自分が何を求めているか、Geminiには伝わっていないだけなんです。

今回は、そのズレをなくす3つのコツを紹介します。そんなに難しく考えなくて大丈夫です。

いつもの質問に、一言足すだけ。

前回出てきた「プロンプト」(Geminiへの指示文)に、ちょっとだけ情報を足してあげる。それだけでGeminiの回答精度はぐんと上がります。

コツ1: 「何を知りたいか」を絞る

来週の商談、相手の会社のこと調べなきゃ…ってとき、Geminiに「○○社について教えて」って聞いたことありません?

返ってきたのは、ふんわりした会社概要。設立年とか従業員数とか。知りたかったのはそこじゃないんですよね。

こういうとき、漠然と聞くとGeminiは自分が持っている情報からなんとなく答えようとします。知りたいのが最新のニュースなのか、競合との比較なのか、Geminiにはわからない。Geminiが見ている情報と、自分が欲しい情報のギャップ——それがズレの正体です。

じゃあどうするか。「何を知りたいか」を箇条書きで伝えるだけです。

下の文章をまるごとコピーして、Geminiの入力欄に貼り付けてみてください。○○の部分は自分の状況に合わせて変えてくださいね。

来週○○社と商談があります。以下の観点で情報を整理してください。
- ○○社の主力サービス(3つ以内)
- 最近のプレスリリースやニュース
- 当社の△△と競合する可能性がある領域

「何を知りたいか」を箇条書きにしただけで、返ってくる情報の精度が全然違います。僕がよく使うのは「今日が○月○日で、直近3ヶ月以内の情報に絞って」と日付を入れるやり方です。これだけで古い情報に引っ張られにくくなります。

ただし、Geminiの知識には更新の時点があります。「最近のニュース」と聞いても、数ヶ月前の情報が返ることがある。最新情報がどうしても必要なときは、Geminiに検索させると精度がずっとよくなります。詳しいやり方はこちら。

コツ2: 「誰として答えて」を伝える

やってしまいがちなのが、下書きをそのまま貼って「これ直して」とだけ伝えるやつです。

Geminiは直してくれます。でも、なんか無難すぎる。温度感が違う。丁寧ではあるんだけど、自分が書いた感じがしない。

「直して」にも方向があるんですよね。丁寧にしたいのか、カジュアルにしたいのか、角を立てないようにしたいのか。それをGeminiは知らない。

ここも一言足すだけです。「あなたは○○です」と伝えるだけで、回答のトーンがガラッと変わります。

下の文章をコピーして、Geminiに貼り付けてみてください。()の中は自分の下書きに差し替えてくださいね。

あなたは10年目のベテラン営業です。
以下の断りメールを、今後の関係性を壊さないように修正してください。
私の言いたいことは変えないでください。

(自分の下書きを貼る)

相手:取引先の部長(長い付き合い)

「10年目のベテラン営業」という一言が入るだけで、言い回しに経験値が乗ります。断り方のニュアンスが、ぐっと実務寄りになる。

「私の言いたいことは変えないでください」も大事です。これがないと、Geminiが親切心で中身まで変えてくることがあります。

ただし、修正結果は必ず自分で読み返してください。特に固有名詞や数字。Geminiが「よかれと思って」変えていることがあります。最終判断は自分です。

コツ3: 「この形で出して」を指定する

会議が終わって、手元に残っているのは走り書きのメモだけ。これを議事録にまとめなきゃいけないんだけど、あの作業、地味にしんどくないですか。

Geminiに「まとめて」と投げるとまとめてくれます。ただ、出てきた形がそのまま使えない。決定事項とTODOだけ知りたいのに、考察や補足まで入ってくる。Geminiは情報と自分の考えを混ぜて出してきます。

こういうときは、見本を渡してしまえばいい。

下の文章をコピーして、走り書きメモと一緒にGeminiに貼り付けてみてください。

以下の会議の走り書きメモを、このフォーマットで整理してください。

■ 決定事項(箇条書き)
■ TODO(担当者・期限を表で)
■ 次回までの持ち越し事項(1行ずつ)

メモに書いてないことは追加しないでください。

(走り書きメモを貼る)

フォーマットを見せるだけで、Geminiは「この形に合わせよう」と動きます。「メモに書いてないことは追加しないで」が地味に大事で、これがないとGeminiが補完して情報を足すことがあります。

メモが断片的すぎると、フォーマットを指定してもGeminiが空白を埋めようとすることはあります。そういうときは、フォーマットより先に走り書きの質を上げるほうが早い。箇条書きでもいいので、会議中に「誰が」「何を」決めたかだけはメモしておくと、Geminiの出力が安定します。

まとめ

今回紹介した3つのコツ、どれもやっていることは同じです。

  • 「何を知りたいか」を絞る
  • 「誰として答えて」を伝える
  • 「この形で出して」を指定する

いつもの質問に、一言足すだけ。 これだけで、Geminiの回答はぐんと変わります。

まずは1つ、今日の仕事で試してみてください。

でも正直、毎回こういうプロンプトを打ち込むのは面倒なんですよね。次回は、よく使うプロンプトをGeminiに覚えさせて「選ぶだけ」にする方法を紹介します。

ではまた!

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