はじめに
ども!GitHub Copilotを使い倒すために重い腰を上げた龍ちゃんです。半年ぐらいかけてClaude Codeを使えるようになったので、次はGitHub Copilotということで関連ブログを出しています。
前回はGitHub Copilot設定5種を網羅!生産性を最大化する使い分け術で網羅的に設定ファイルを紹介しましたが、今回はコミットメッセージの自動生成にフォーカスします。
さて、2年前に「Gitのコミットメッセージをしっかり書こうという話【備忘録的共有】」という記事を書きました。テンプレートを設定して「ちゃんと書こう」という内容でしたね。上司に注意された勢いで書いた記事です。
ありがたいことにXで反応をいただきまして、「PRをしっかり書けばコミットメッセージはいらなくない?」という意見もありました。これはチーム依存ですね。重要なのはチーム内でルールが統一されていることだと思っています。
あれから2年、AIがコードを書く時代になりました。コミットメッセージもAIに任せてみようというのが今回のテーマです。しかも、2年前に設定したテンプレートに沿った形式でAIが書いてくれます。
今回は、VS Codeでコミットメッセージを自動生成する2つの方法を紹介します。
検証環境
- VS Code 1.108.2
- GitHub Copilot 1.388.0
- GitHub Copilot Chat 0.36.2
- 検証日: 2026年1月26日
結論: コミットメッセージ生成方法一覧
まずは結論から。VS Codeでコミットメッセージを自動生成する方法は2つあります。
| 方法 | 操作 | カスタム指示 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| スパークルアイコン | ソースコントロールパネルで✨クリック | commitMessageGeneration.instructions | GUI派向け |
| ターミナルインラインチャット | Ctrl+I → 指示入力 | .github/copilot-instructions.md | ターミナル派向け |
ポイント: どちらもカスタム指示でチームのルールに沿った形式に統一できます。
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
方法1: スパークルアイコン(GUI派向け)
最も簡単な方法です。ソースコントロールパネルのスパークルアイコン(✨)をクリックするだけ。
手順
- 変更をステージング
- ソースコントロールパネルを開く(
Ctrl+Shift+G) - コミットメッセージ欄のスパークルアイコン(✨)をクリック
- 生成されたメッセージを確認・編集
- コミット

赤枠で囲んだ部分がスパークルアイコンです。クリックすると、ステージされた変更内容を分析してコミットメッセージを生成してくれます。
メリット
- ワンクリックで生成できる
- GUIで直感的に操作できる
- 生成結果をその場で編集できる
方法2: ターミナルインラインチャット(ターミナル派向け)
ターミナルで作業している人向けの方法です。Ctrl+Iでインラインチャットを起動して、コミットメッセージの生成を依頼します。
手順
git addで変更をステージング- ターミナルで
Ctrl+I(Mac:Cmd+I)を押す - 「ステージされた変更に対するコミットメッセージを生成して」と入力
- 生成されたコマンドを確認
Ctrl+Enterで実行、またはAlt+Enterで挿入して編集

ターミナルでインラインチャットを起動し、コミットメッセージの生成を依頼した様子です。docs: ドキュメントを追加 というメッセージが生成され、git commit -m "..." コマンドとして提案されています。
メリット
- ターミナルから離れずに操作できる
- 生成されたコマンドをそのまま実行できる
- 自然言語で細かい指示を出せる
カスタム指示でコミットメッセージ形式を統一する
デフォルトでも十分使えますが、チームでコミットメッセージの形式を統一したい場合はカスタム指示を設定しましょう。
設定方法一覧
| 設定場所 | 適用範囲 | 設定方法 |
|---|---|---|
settings.json | スパークルアイコン | commitMessageGeneration.instructions |
.github/copilot-instructions.md | 全体(インラインチャット含む) | ファイルに記述 |
settings.json での設定
スパークルアイコンでの生成に適用される設定です。
{
"github.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructions": [
{ "text": "Use format: tag: message" },
{ "text": "Tags: feature, fix, refactor, docs" },
{ "text": "Write message in Japanese" }
]
}
copilot-instructions.md での設定
.github/copilot-instructions.md に記述する方法です。こちらはプロジェクト全体に適用されます。
## Git Commit Messages
When generating git commit messages:
- Format: `tag: message`
- Use one of these tags:
- feature: 機能追加・更新
- fix: バグ修正
- refactor: リファクタリング
- docs: ドキュメント
- Write message in Japanese
- Keep subject under 50 characters
検証結果: インラインチャットにも適用される
今回の検証で面白い発見がありました。
発見(2026-01-26検証):
.github/copilot-instructions.mdの指示は、ターミナルインラインチャット(Ctrl+I)にも適用されます。公式ドキュメントには明記されていませんが、実機検証で確認しました。
つまり、.github/copilot-instructions.md にコミットメッセージの形式を書いておけば、スパークルアイコンでもインラインチャットでも同じ形式で生成されます。チームで統一したい場合は、こちらの方法がおすすめです。
2年前のテンプレートをCopilotで再現
2年前の記事では、以下のようなテンプレート形式を紹介しました。
# Tag: message
# Tags:
# feature: 機能追加・更新
# refactor: リファクタリング
# fix: バグ修正
この形式をカスタム指示に設定すれば、Copilotが同じ形式でメッセージを生成してくれます。2年前に手動で書いていたものが、今はAIが書いてくれる。時代の進歩を感じますね。
まとめ
2年前と今
| 時期 | アプローチ |
|---|---|
| 2年前 | テンプレートを設定して「ちゃんと書こう」 |
| 今 | テンプレートに沿ってAIが書いてくれる |
使い分け
- GUI派 → スパークルアイコン(✨)をクリック
- ターミナル派 →
Ctrl+Iでインラインチャット
どちらもカスタム指示でチームのルールに沿った形式に統一できます。.github/copilot-instructions.md に書いておけば、両方に適用されるのでおすすめです。
注意点
生成結果は必ず確認してからコミットしましょう。AIは補助ツールです。
2年前に上司から言われた金言は今も有効です:
「何をしたかはGit見たらわかるから、なんでこの変更を加えたかを知りたいんだよねぇ~」
AIが生成したメッセージも、この観点でチェックしてから使いましょう。
参考リンク
公式ドキュメント
- VS Code AI Smart Actions
- VS Code Source Control
- VS Code Custom Instructions
- VS Code Terminal Inline Chat
関連記事(SIOS Tech Lab)
- Gitのコミットメッセージをしっかり書こうという話【備忘録的共有】 – コミットメッセージテンプレートの基本
- GitHub Copilot設定5種を網羅!生産性を最大化する使い分け術 – 設定ファイルの全体像
- Claude Code→GitHub Copilot移行で使える設定ファイル6つの対応表 – ツール間の対応関係
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
コミットメッセージの自動生成、ぜひ試してみてください。


