PS SLの佐々木です。
SIOS Tech Labアドベントカレンダー1日目になります!
今年からOSS推進フォーラムの鳥観図ワーキンググループのリーダーとして活動しています。
そこでOSS鳥観図WGの活動を今回は紹介させていただこうと思います。
OSS鳥観図ワーキンググループとは
「OSSを使いたいけど、○○の分野ではどのOSSがよく使われているのだろう?」
OSS鳥瞰図とは、こういったOSS初心者を手助けするために複雑多岐にわたるOSSを、視覚的に俯瞰できるようまとめたものです。鳥瞰図WG (旧クラウド技術部会)では世論の活用状況などを観察し、2014年からOSS鳥瞰図を毎年更新しています。
活動の基本方針
- OSS利用者が、システムにOSSを採用・導入する際の手引きとなる情報を提供する
- OSS鳥瞰図を最新版に更新し、 OSSの選定をより安心感をもって、かつ短時間にできるよう手助けをする
- OSSに関する技術動向、日本国内事例等を広く集め、様々な形でOSSを活用する人たちに、プラスとなる情報を提供する
活動内容
鳥観図改版活動
OSS鳥観図WGでは毎年公開されているOSS鳥観図の改版を行うため、月に一度鳥観図に掲載するOSSの見直しを行っています。
具体的には鳥観図の新規追加、削除、カテゴリーの変更などを有識者たちで集まり議論し、来年度に掲載するOSSを決定しています。
新規追加では今年注目度が集まっているOSSの選定を行いWG内で議論し掲載するか決定しています。
削除やカテゴリー変更では掲載中のOSSにライセンスの変更がないか、機能が拡張され現在属しているカテゴリーが適切ではないのではないか、OSSの開発活動が活発に行われているか、セキュリティーで深刻な脆弱性が報告されていないかなど様々な観点で掲載中のOSSを検討し来年度の鳥観図を確定していきます。
OSS鳥観図宣伝活動
OSS鳥観図では様々なオープンソースのイベントに参加し発信活動を行っています。
- OSC
- Open Source Summit
etc…
WG参加メンバー
ワーキンググループには多くのメンバーが参加しており、大手のベンダーやOSSコミュニティ、参加者まで多岐にわたります。
鳥観図WGへの関わり方(コントリビューション方法)
OSS鳥観図ワーキンググループでは参加メンバーを募集しています。
活動内容は上記記載した通りですが、月に一度2時間程度のWGでのディスカッションと担当カテゴリのOSSの調査がメインの活動になります。
もし活動に興味のある方はka-sasaki@sios.comまでご連絡ください。
またこの活動以外にも実際に鳥観図を見て、追加してほしいOSSの提案や脆弱性報告など様々な提案をGithub Issueで募集しています。
是非とも貴重なご意見お待ちしています。
https://github.com/ossforumjp/oss-choukanzu/issues
