サイオスへインターンに行ってみた

サイオスインターンに来てみた

日本工学院八王子専門学校 ITスペシャリスト科 AI・システム専攻 3年生。
高山尚也と申します。

私は普段、PCゲーム(最近のおすすめはRustedMossとZedzone)で遊んだり、
Javaを使ってMinecraftのMod制作などをしています。

サイオステクノロジー株式会社では社員の技術力向上を大事にしており、その一環として情報発信などのアウトプットを推進しているそうです。

そのため、今回はサイオスへインターンに行ってみたということで、その内容について紹介していきます。

サイオスをインターン先に選んだ理由について

きっかけは学校でインターン先を推薦されたことです。
そこで募集内容を確認したところ、以下のような内容でした。

  • アプリを企画から開発までフルスタックに制作する
  • 何名かのインターン生とともにチームを組む
  • 期間は3週間で、週5日
  • ほぼリモート作業(出社は週1)

これが私には魅力的でした。
私はこれまでインターンに1回行っており、そちらでは主に業務体験を行い、すでに用意されたアプリに対して作業を行っていました。
一方のサイオスでは1からアプリを制作するということで、今までにない経験ができると考えました。
というわけで募集に応募し、インターンに参加させていただきました。

実際にインターンに行ってみて、良かったなと思ったことは以下の通りです。

  • アウトプット講座など、社員の皆様の貴重なお話を聞けたこと
  • Azureを使ってWebアプリを作成し、様々な学びが得られたこと

ひとつひとつ見ていきましょう!

インターンで印象に残った話

インターン中はアウトプット講座やMTGへの参加、懇談会などで、社員の皆様からお話を聞く機会が多くありました。
その中で特に印象に残ったアウトプット講座について、ピックアップして語っていきたいと思います。

こちらはサイオス社員のMicrosoft MVPである武井さんに開いていただいた講座です。
Microsoft MVP(Most Valuable Professional)とは何かというと、Microsoftの製品について深い知識を持ち、そしてその知識を広める活動をする人を表彰する制度のことです。
つまりMicrosoftの製品に詳しく、さらにそれを広めている方ということですね。

こちらの講座では、アウトプットの重要性を説くような内容でした。
そのポイントとして、以下の点が挙げられます。

  • アウトプットはそれを読む人だけでなく、書いている自分にも役に立つ
  • 書いた内容を忘れてしまったとき、自分にとってそれらが最良の辞書になる
  • 人に教えることは記憶の定着に強く効果がある

以上のように、アウトプットにはとても良い効果があります。
学習する際、得てしてインプットが多くなってしまいやすいですが、実際にはインプットとアウトプットの割合は3:7で行った方が良いそうです。

これらを過去の自分に照らしてみると、学んだのに忘れてしまったり、学んだつもりでもしっかりと理解していないことがあるなと考えました。
今後は何かしらに書いてみることや、ブログなんかを始めてみようかな?と、そのように思えるような講座でした。

Azureを使ったWebアプリ制作

Webアプリ制作では私含め2名でチームを組み、「ITインターンウィザード」というアプリを制作しました。
ITインターンウィザードはChatBot形式のWebアプリケーションで、目的はITインターンに関する悩みを解決することです。

余談ですが、名前に付いている”ウィザード”という単語には、2つの意味が込められています。
一つはゲームなどでよく登場する”魔法使い”という意味の英単語です。
もう一つはソフトウェアのインストール時などによく実行される、対話型のコンピュータプログラムのことです。(インターネット接続ウィザードなど)
また、このChatBotのことを魔法使いと見立てている、という見方もできますね。

話が逸れましたが、本題に戻りましょう。
こちらのアプリはAzureのクラウド上にデプロイされており、Azureの以下のサービスを利用しました。

  • App Service
  • Functions
  • Azure OpenAI
  • AI Search

RAGという技術を仕様しており、情報ソース(今回は魔法のスプレッドシート2024を利用させていただきました)から情報を検索し、それをもとに回答することで正確性や有用性を高めています。

Azureは少ししか触ったことがなく、RAGに関しても初めて知りましたが、サンプル作成から段階を踏んで学習を行いました。
開発の流れとしては資料などをもとに制作を始め、詰まった部分は社員の方に相談し、レビューなどもしていただきながら制作を進めました。

アプリを1から作るにあたり、企画書や要件定義書、テスト仕様書なども制作しました。
それぞれの書類の目的を意識し、そのための書き方を学ぶことができました。

またチーム開発ですので、タスク管理やスケジュール管理なども学ぶことができました。
自分ひとりではないため、ほかの人から見て自分の作業がどの程度進んでいるかが分かるようになど、気を付けるべき点が多くありました。
また、制作スケジュールは余裕を持たせておりましたが、実際は半日程度遅れが出ることもあり、作業量の予測の難しさを実感しました。

こうして振り返ってみると、大変多くの学びがありましたね。

総括

まとめです。以上のように、サイオスへインターンに行ってみて、大変多くの学びを得ることができました。
またほぼリモートである点も良かったです。移動時間がないため疲労が少なく、インターンに集中することができました。
実際に働くなら出社した方が集中できると考えていましたが、今回の体験でフルリモートもありだなと思うようになりました。

ここでは書いておりませんが、懇談会では就職についてのアドバイスなどを受けるなど、社員の方々には大変良くしていただきました。
これらの体験は、今後間違いなく就職などで役立つだろうと感じています。

最後に、このブログ記事を書いていく中で、今回のインターンで得た学びを再確認することができました。
まさにアウトプットの効果ですね。学んだことのアウトプットを習慣として取り入れていきたいと思います。

以上でブログ記事を終わります。
お読みいただきありがとうございました。

ご覧いただきありがとうございます! この投稿はお役に立ちましたか?

役に立った 役に立たなかった

0人がこの投稿は役に立ったと言っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です