ssh接続のポートフォワーディングは複数設定できる!

はじめに

こんにちは!中途入社のなーがです。前回はAzure: VMのカスタムのスクリプト拡張機能をARMテンプレートで使用する際の設定方法についての内容でしたが、今回はssh接続のポートフォワーディングは複数設定できるということについて書こうと思います。

~/.ssh/config

ssh接続の設定をconfigファイルに設定されている方は多いと思います。この設定をしておくだけで接続を行う度にオプションを設定する必要がないので、効率的に開発を行うことが出来ます。

ポートフォワーディング

みなさんは、ポートフォワーディングを設定して使用したことはあるでしょうか。ポートフォワーディングは「踏み台となるssh接続したサーバーから目的のサーバーにssh接続してアクセスする」方法です。

私自身、以前からポートフォワーディングの設定は知っていましたが、先日先輩に教えてもらうまで1つの設定に複数設定出来ることは知りませんでした。そこで、今回備忘録として記事にしようと思いました。

ポートフォワーディングの複数設定

これは踏み台経由で接続したいサーバーが複数ある場合に接続先サーバー毎にssh接続を行う必要がないため、複数のサーバーに対してリモートデスクトップ接続を行う際などに便利です。

 

以下の設定を~/.ssh/configに記載することで、1回のssh接続で踏み台を経由した異なるポートで2つのサーバーに接続できます。

Host sample.com
    Hostname sample.com
    User test
    IdentityFile ~/.ssh/test.pem
    LocalForward 23389 192.168.1.1:3389
    LocalForward 23390 192.168.1.2:3389

使い方としては、まずssh接続を行います。

ssh sample.com

サーバーAに接続する場合は、リモートデスクトップ接続を開いて以下のように入力します。認証情報が正しければ、サーバーAに接続されます。

サーバーBに接続する場合は、リモートデスクトップ接続を開いて以下のように入力します。認証情報が正しければ、サーバーBに接続されます。

最後に

今回はssh接続のポートフォワーディングは複数設定できるということについて書きました。1つの設定に複数の接続先を指定することで、接続先サーバー毎にssh接続を行う必要がないため接続したいサーバーが複数ある場合に重宝します。今後も業務で学んだことを記事にしていこうと思います。

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