今回はReactで簡単にフォームを扱うために【react-hook-form】の使用方法について紹介していきます。超入門です。【react-hook-form】でバリデーションの追加やバリデーションを監視してコンポーネントを変更する挙動についても紹介していきます。
初めに
どもども!最近はReactの記事を増やしていこうと考えている龍ちゃんです。弊社のチームでフロントを専門に扱っている人が皆無という現状で戦っているのですが、時には心が疲弊してしまいます。そんな時は、猫と犬の動画を見て心を落ち着かせています。昔は温泉に行く頻度よりも猫カフェに行く頻度が高かったのですが、埼玉に越してからは温泉の方がよくいきますね。
さて、本題に戻りましょう。今回は、Reactで簡単にFormの管理が可能になる【react-hook-form】について紹介していきます。Formを使用する際は、とりあえず導入しておけばレンダリング数の防止にもなりますし、バリデーション管理もすごくやりやすいです。このブログを読んだらわかるようになることの予定は以下です。
- react-hook-formの利点について
- 【react-hook-form】基本的な使い方
- フォームの作成
- バリデーション
- バリデーションエラーの表示
とりあえず、基本的な部分を抑えていきたいと思います。
react-hook-formって何?
ここでは【react-hook-form】について理解を深めていきたいと思います。とりあえずおしゃれな公式サイトがあるので覗きに行きましょう。公式サイトに一通り利点について言及があります。残念なことに日本語対応はされていないので翻訳アプリを噛まして読みましょう。ざっくりと以下に利点を置いておきます。
- 軽量で高速(フォームの管理のみに注力している・HTMLをベースに構成)
- シンプルなAPI(Reactのフックで処理できる)
- 柔軟性がある
- 性能が良い(再レンダリングが最小限)
- 簡単なバリデーション(バリデーションルールを設定するだけ)
- 容易なテスト(テスト用APIによって簡単に行える)
公式サイトにはほかにもいろいろと利点が書いてあります。React Nativeでも使用することができるようです。有志による開発で、Discordで議論が行われているようです。ちなみにTwitterもあります。開発コミュニティがTwitterを運営していると情報がリアルタイムにキャッチできるのでお勧めです。
基本的な使い方
ここでは基本的な使い方について説明をしていきます。ライブラリとインストールと単純なバリデーションとエラーメッセージを表示するサンプルです。
セットアップ
ライブラリなのでインストールするだけで使用することができます。
yarn add react-hook-form
以上でライブラリのインストールは完了です。
基本的な使い方
基本的な使い方をまとめたコンポーネントを作成しました。挙動のイメージは以下になります。
こちらのサンプルでは、以下の機能を持っています。
- 初期値の登録
- バリデーション
- required
- validate
- エラーメッセージの表示
- 値の監視
- 挙動確認のためエラー状態・バリデーションの状態の監視
- バリデーションによってのデザイン切り替え
それではコードです。
import { useEffect } from 'react';
import { useForm, SubmitHandler } from 'react-hook-form';
export const HookFormTest0 = () => {
type InputType = {
id: string;
password: string;
password2: string;
};
const {
register,
handleSubmit,
watch,
formState: { errors, isValid },
} = useForm<InputType>({
defaultValues: {
id: '',
password: '',
password2: '',
},
});
const onSubmit: SubmitHandler<InputType> = (data: InputType) => {
console.log('data', data);
};
useEffect(() => {
console.log(isValid, errors);
}, [errors, isValid]);
return (
<>
<form onSubmit={handleSubmit(onSubmit)} className="flex w-96 flex-col items-center gap-10">
<label className="flex w-full flex-row items-center justify-between gap-3">
<span>ID:</span>
<input
type="text"
maxLength={16}
{...register('id', {
required: { value: true, message: 'name is required' },
maxLength: { value: 15, message: 'name value maxLength 15' },
})}
/>
</label>
<div>{errors.id && errors.id.message}</div>
<label className="flex w-full flex-row items-center justify-between gap-3">
<span>PASSWORD:</span>
<input
type="password"
{...register('password', {
required: { value: true, message: 'password is required' },
validate: {
password: (v: string) =>
v.includes('password') ? 'passwordは安直すぎませんか?' : undefined,
number: (v: string) => (v.includes('123') ? '123は安直すぎませんか?' : undefined),
},
})}
/>
</label>
<div>{errors.password && errors.password.message}</div>
<label className="flex w-full flex-row items-center justify-between gap-3">
<span>PASSWORD2:</span>
<input
type="password"
{...register('password2', {
required: { value: true, message: 'password is required' },
validate: {
message: (v: string) =>
v !== watch('password') ? 'password not match password' : undefined,
},
})}
/>
</label>
<div>{errors.password2 && errors.password2.message}</div>
<input
type="submit"
value={isValid ? '送信する' : '不許可'}
className={isValid ? 'border-black text-black' : 'border-red-500 text-red-500'}
/>
</form>
</>
);
};
基本の使い方としては、公式掲載のサンプルと近いものがあります。バリデーションルールとしては以下のパラメータがあります。
- required
- min
- max
- minLength
- maxLength
- pattern
- validate
「pattern」は正規表現を使用してValidationを出すことができます。「validate」では関数を自前で実装することでバリデーションを実装することができます。「validate」以外はオブジェクトの形で以下の形式で指定することができます。
プロパティ名: { value: プロパティによる, message: 'password is required' },
「validate」の場合は独自にプロパティを設定するイメージで条件を指定していきます。
validate: {
password: (v: string) =>
v.includes('password') ? 'passwordは安直すぎませんか?' : undefined,
number: (v: string) => (v.includes('123') ? '123は安直すぎませんか?' : undefined),
},
undefined
が返答された場合は、バリデーション通過と認識されます。Stringの配列を返答することで複数の自作バリデーションを作成することができます。
バリデーションに通過しなかった場合はerrors
の中にオブジェクト形式でメッセージが格納されます。またバリデーションエラーの場合ではisValid
にFALSEが格納されています。通過した場合には即時にTRUE
に代わります。こちらを使用することで、デザインを変更することでユーザー側に通知することができます。サンプルでは挙動を確認するためにerrors
とisValid
の値をコンソールに出力しています。
バリデーションルールにしれっと出ていますが、watch
を使用することで値を取得することができます。今回は、password
とpassword2
を比較して一致した場合にバリデーションを通過するように作成しています。
終わりに
お疲れ様です。今回は【react-hook-form】の基礎的なサンプルを用意しました。内容としては、公式リファレンスの内容を一個にギュッとした感じになっています。一個サンプルを持っておくことで、別プロジェクトで使用する際に参照元ができて楽です。皆さんも元となるコードをストックしておきましょう。ブックマークが大量になってしまうのが悩みですね。
次回は、【react-hook-form】を自作コンポーネントで使用する方法や動的にフォームを増やすことができるuseFieldArrayの使用方法についての解説を入れていきたいと思います。
今回のサンプルにも使用しているTailwindの記事を置いておきます。
それではまた~