どもども平社員の龍ちゃんです。今回は、ReactやVueなどのフレームワークと共に使用される、CSSフレームワークであるTailwindの環境構築についての記事です。
読むのめんどいよ~環境だけくれって方は、こちらから!Tailwind公式サイトはこちらから!
今回の記事では、ReactやVueにTailwindを導入するわけではなく、NodeでTailwindのみの環境を構築するものになっています。CDNはHTMLのHeadに書き込むだけなので、お手軽に試してみたい方はそちらから..
事前準備 Nodeのインストール
Nodeのインストールは、いろいろな手法がありますがすでにインストールされている方もいるかと思います。バージョンだけ確認しましょう。以下のコマンドをコマンドプロンプトに入力してください。
node -v
バージョンが返ってきた場合は、問題ありませんので次に進みましょう。以下成功例
node -v
v16.15.0
もし、Nodeのインストールがまだの方は、ネットにたくさん記事がありますのでどこかの記事に入信しましょう。
ファイル構造
最終的なファイル構造になります。最終ゴールはこちらになりますのでこれを目標に頑張りましょう。
環境構築
コマンドプロンプトを立ち上げて、環境を作りたいディレクトリに移動しましょう。まず一個目のコマンドは以下です。こちらのコマンドを打つといろいろと聞かれますが、とりあえずすべて「Enter」を押しましょう。
npm init
するとファイル構造は
このファイルのみが生成されています。
とりあえず、このディレクトリに「src」と「public」の二つのディレクトリを作成しましょう。
くどいですが、出しておきます。
次のコマンドは、Tailwindのインストールです。こちらは二つのコマンドがつながっているので、全部コピーして入力してください。
npm install -D tailwindcss
npx tailwindcss init
インストールが終了すると
こうなります。こちらでインストールが終了しました。
次は、tailwind.config.jsの中身を編集します。tailwind.config.jsを開き中身を書き換えてください。タイプミスが怖い方は、ファイルごと書き換えましょう。
/** @type {import('tailwindcss').Config} */
module.exports = {
content: ["./public/**/*.{html,js}"],
theme: {
extend: {},
},
plugins: [],
};
次に「src」ディレクトリの中に、「style.css」というファイルを作成しましょう。
「style.css」ファイルの中身は、以下の内容を入力してください。
@tailwind base;
@tailwind components;
@tailwind utilities;
これにて下準備は終了しました。
Tailwindを動かすために、コマンドを入力してみます。以下のコマンドを入力してください。
npx tailwindcss -i ./src/style.css -o ./public/style.css
ここで、「public」ディレクトリの直下に「style.css」が作成されて入れば成功です。
毎回、このコマンドを入力するのは大変なので、登録しておきましょう。「pakage.json」を開いてください。
このファイルを
{
"name": "initializetailwind",
"version": "1.0.0",
"main": "index.js",
"license": "MIT",
"devDependencies": {
"tailwindcss": "^3.2.0"
}
}
こう書き換えましょう。
{
"name": "testcss",
"version": "1.0.0",
"main": "index.js",
"license": "MIT",
"devDependencies": {
"tailwindcss": "^3.2.0"
},
"scripts": {
"build": "npx tailwindcss -i ./src/style.css -o ./public/style.css",
"watch": "npx tailwindcss -i ./src/style.css -o ./public/style.css --watch"
}
}
“scripts”部分を追記してください。ファイルを保存してコマンドプロンプトで
npm run build
を入力して、先ほどと同じ結果が出れば成功です。ちなみに以下のコマンドでは、ページのhtmlやCSSファイルが変更を加えられるとその都度、CSSファイルが作成されます。開発中はwatchのほうが便利ですので、パソコンのスペックに余裕がある方は、こちらをお勧めします。
npm run watch
動作確認
実際に動作確認を行いましょう。以下のHTMLファイルを「public」に「test.html」のファイルを作成してください。中身はコピー&ペーストで大丈夫です。作成が終了したらまた、お約束コマンドを打ちましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="jp">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<link rel="stylesheet" href="style.css">
<title>test</title>
</head>
<body class="bg-gray-400/40 h-screen w-screen">
<div class="flex flex-col items-center justify-center m-auto w-full max-w-xl h-full">
<div class="inline-block w-full text-center text-3xl">
Tailwind 楽しいよ( *´艸`)
</div>
<div class="inline-block w-full text-center text-xl text-gray-500">
これからTailwindをいっぱい書いていきましょう♪
</div>
<div class="inline-flex items-center justify-center my-10 rounded-md border-2 border-blue-400 bg-blue-300/80 w-36 h-12 font-bold text-white hover:cursor-pointer"
onclick="onClickButton()">
公式サイトへ→
</div>
</div>
</body>
<script>
const onClickButton = () => {
window.open("<https://tailwindcss.com/>")
}
</script>
</html>
npm run build
そしてブラウザで結果を確認して、無事レイアウトがついていたら成功です。
ちなみに失敗した場合は、こういった表示になります。
これで動作確認が終了しました。お疲れ様です。
最後にもう一度ファイル構造を載せておきます。
生のCSSを書いたことがある方は、Tailwindを使うと感動するかもしれません。実際、僕は感動しましたね。
これからTailwindを楽しく書いていきましょう( *´艸`)ではでは!お疲れ様でした。
こちらの記事からの発展はこちらから
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