PSSL の佐々木です
移動中に Claude Code を回しておきたいのですが、満員電車でノート PC を開くのは無理です。カバンに入れたまま処理だけ走らせておきたいです。
そうすると解決したい問題が 2 つ出てきます。
- フタを閉じるとスリープして処理が止まる
- テザリングだとスマホのバッテリーが減るうえ、PC とスマホが不意に離れると Wi-Fi が切れる
この 2 つを潰す設定をまとめます。Windows 側はすべて PowerShell で完結させます。
最近はPCがスリープしないようにちょっとだけPCを開けたまま手に持ち歩く人もいるみたいですが、PCを落としたり普通に邪魔なのでカバンに入れた状態でもClaudeが動くための環境を作りました。
この設定は普通に会社から怒られるかもしれないので自己責任でお願いします。
1. フタを閉じても止めない
管理者権限の PowerShell で実行します。
powershell
# フタを閉じたときの動作を「何もしない」に(バッテリー駆動時)
powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BUTTONS LIDACTION 0
# 電源接続時も同様
powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BUTTONS LIDACTION 0
# スリープ移行そのものを無効化(0 = 無効)
powercfg /change standby-timeout-dc 0
powercfg /change standby-timeout-ac 0
# ディスプレイは切ってよい(1分)
powercfg /change monitor-timeout-dc 1
# 反映
powercfg /setactive SCHEME_CURRENT
LIDACTION の値です。
0 ... 何もしない
1 ... スリープ
2 ... 休止状態
3 ... シャットダウン
現在値の確認はこちら。
powershell
powercfg /query SCHEME_CURRENT SUB_BUTTONS
powercfg /a # モダンスタンバイ対応かの確認
WSL 側も落ちないようにしておきます。%USERPROFILE%\.wslconfig に追記して wsl --shutdown。
ini
[wsl2]
vmIdleTimeout = -1
処理自体は tmux の中で回しておくと、復帰後にそのまま続きが見られます。
bash
tmux new -s claude
claude --dangerously-skip-permissions
# Ctrl+b → d でデタッチ
Macの場合はさらに簡単でamphetamineというアプリを入れておくと蓋を閉じてもスリープしなくなります。
https://apps.apple.com/jp/app/amphetamine/id937984704?mt=12
2. テザリングをやめてリチャージWi-Fiにする
テザリングをやめる理由は 2 つです。スマホのバッテリーが目に見えて減ること、そして満員電車で体勢が変わって PC とスマホが離れると Wi-Fi が切れることです。これを解決するためにリチャージWi-Fiを買いました。
リチャージWi-FiはTypeCをPCに直刺しするとネットにつながります。(特に設定もなく、さしてしばらくするとネットにつながるようになります。)
リチャージWi-Fiは100GB8000円ぐらいから売っていて、100GB使い切ったらポータルサイトでチャージするとまた使えるようになります。
カバンにPCを入れるとこんな感じです。リチャージWi-Fiが映えますね
カバンが汚いのは見なかったことにしてください。

3. 注意:フタを開けたら充電が空になっていることがある
ここまでやると、フタを閉じてもディスプレイが消えるだけで中身は全力で動き続けます。当然ながらバッテリーの減りはかなり速いです。
私は移動中に走らせたまま忘れて、目的地でフタを開けたら電源が落ちていた経験があります。
客先での商談がある場合には注意が必要が必要です。
そのため、
- カバンにはモバイルバッテリー(PD 対応)を一緒に入れておく
- 長時間走らせるときは充電しながらにする
- 移動が終わったら設定を戻す
4. まとめ
満員電車で立ったまま何もできない時間が、そのまま実行時間になります。設定は 10 分で終わるので、通勤が長い方は一度入れておくと効きます。
次は軽くて大容量のバッテリーが欲しいです。

