SSHクライアントソフトはTera Termが有名ですが、私はRLoginを好んで使っています。
この記事では、そんなRLoginの便利な機能を6つ紹介します。
接続先をタブで整理
RLoginの便利なところはなんといっても複数の接続先をタブで整理して保存しておけるところです。
Tera Termだったら毎回IPアドレスを入力して接続するか、ショートカットを作っておく必要があります。
タブで整理することによって大量のサーバー一覧から探す手間を省け、「これ何のサーバーだっけ?」も激減します。
接続先の設定の[サーバー]の右上[タブ(上)]にタブ名を入力するとタブ分けしてくれます。
背景に接続先を表示
SSHするときにやってしまいがちなのが、複数のサーバに接続している状態で作業するサーバーを間違えることです。
「検証環境で設定してると思ったら本番環境だった」なんてことになると大惨事です。
そんなやらかしを防いでくれるのがこの機能。画面の背景に接続先の情報を表示しておくことができます。
IPアドレスやホスト名、本番環境なのか検証環境なのかを目立つように記載しておけばもう間違えません。
接続先の設定の[カラー]>[背景設定]から設定できます。下記の例では画面右上に黄色い文字でエントリ名とIPアドレスを表示しています。
複数の接続をタブで管理
Tera Termは接続先ごとにウィンドウを開きますが、RLoginでは複数の接続先をタブで管理することができます。たくさん開いてもウィンドウが一つなのでゴチャつきません。
さらに複数の画面を上下左右に並べることができます。
- active/standbyを同時に設定したい
- サーバーのログを見ながらクライアントを操作したい
- 検証環境を見ながら本番環境を設定したい
ときなどに役立ちます。
ログの保存
作業ログの保存設定です。どのターミナルにもある設定ですが、デフォルトで保存してくれないのでメモとしておいておきます。
デフォルト設定の保存
これらの様々な設定を標準の設定として保存できます。エントリ一覧から対象のエントリを右クリック>[標準の設定にする(S)]で標準設定を作成します。
接続先の作成時に[その他オプションを継承]にチェックを入れると[サーバー]以外のページに標準設定を適用してくれます。
おさかなを飼う
そして最後にRLogin独自の素晴らしい機能を紹介します。
なんと、RLoginではターミナル画面でおさかなを飼うことができます。
ウィンドウの[表示(V)]>[おさかなを飼う(O)]にチェックを入れるとおさかなが泳ぎだします。
ターミナルの画面の上を数匹のおさかなが優雅に泳ぎます。
見ていて楽しい気分になりますしリラックスできます。
なんて素晴らしい機能なのでしょうか。
以上です。
とても便利なので皆さんもぜひRLoginを使ってみてはいかがでしょうか。