「人間が考えること、AIに任せること」サイオスで学んだ、次世代エンジニアに求められるスキル

自己紹介とインターン参加理由

自己紹介

関西学院大学大学院 理工学研究科 情報工学科の修士1年の
西岡優太と申します。
研究内容は、人やモノのつながりを点と線からなるグラフとして表し、その構造を数理的に分析しています。身近な例だと、Google Mapでの交通状況のリアルタイム予測などが挙げられます。
プライベートではアニメや音楽を鑑賞するのが好きで、かなりインドア派です笑
ですが、音楽はとても好きなので年に数回ライブに行ったり一人カラオケを楽しんだりしています!

なぜ数ある企業からここ(サイオス)のインターンシップを選んだのか

実は、学部時代の友人がサイオスに入社しており、そこから知ったのがきっかけです。
ちょうど28卒向けのインターンシップが開催されるとのことで応募しました。
過去にもハッカソンに参加したことがありましたが、10日間という長期でClaude Codeを使ったチーム開発を体験できることに魅力を感じ、新たな視点を得られるなと思い、インターンシップに参加させていただきました。

インターンシップでの成果物

成果物の紹介

今回私たちが開発したのは「就職活動の一元管理ダッシュボード」です。
私自身、まさに就職活動を控えている身であり「選考スケジュールや提出書類の管理が煩雑で、優先順位が見えにくい」というリアルな課題を抱えていたことが、このプロダクトの原点です。

開発においては、AIを活用した企業ごとの想定問答生成や企業研究機能、そしてGoogleAPI連携によるカレンダー・メール取得機能の実装を担当しました。
限られた期間ではありましたが、ユーザーが直感的に状況を把握できるインターフェースを目指し、チーム一丸となって機能のブラッシュアップに注力しました。

成果発表の感想・気づき

何よりも強く印象に残っているのが、成果発表後のフィードバックです。

プロのエンジニアの方から「話し手と聞き手の認識には、想像以上のギャップがある」という指摘をいただき、ハッとさせられました。

単に作ったものを説明するのではなく、聞き手の知識レベルや関心に合わせて資料を構成し、デモの見せ方を工夫すること。
技術力があることは大前提ですが、その価値を相手に正しく、そして響くように届ける「伝える力」の重要性を深く認識できたことは、今回のインターンでの最大の収穫です。

チーム開発を通じて気づいたこと、学んだこと

今回の開発で私が常に意識していたのは、サイオスの行動指針である「SIOS Values」の「Passion(情熱・挑戦)」と「Integrity(誠実・尊重)」です。

 

具体的にはリモート環境でのチーム開発ということもあり、疑問を放置せず即座に解消すること、そしてチームの方向性が少しでもズレた際には、互いを尊重しつつも率直に意見を言い合うことを個人としてもチームとしても徹底しました。
この「Integrity」に基づいたコミュニケーションがあったからこそ、UIの改善提案一つをとっても、個人の視点に偏らない、よりユーザーフレンドリーな形へブラッシュアップできたのだと実感しています。役割を全うし、互いに進捗を確認し合えるチームで開発できたことは、今回の大きな財産です。

技術面においては、Claude CodeのようなAIエージェントを最大限に活用するための「ハーネス設計」の重要性を深く学びました。設計が精緻で、AIに与えるコンテキストが適切であればあるほど、AIは自律的に質の高いコードを生成し、開発効率が劇的に向上します。

一方で、企画段階では「AI時代だからこそ、人が果たすべき役割」について深く考えさせられました。約20件の課題案から1つの企画に絞り込む過程では、多様な意見を1つのプロダクトへ昇華させる難しさを感じましたが、それこそが人間が集まって開発する醍醐味だと思いました。AIがどれほど進化しても、価値の源泉となるアイデアや合意形成の領域は、人が介在し続けるべきだと確信しました。この10日間は、技術と人間の協働において、エンジニアの未来を想像する素晴らしい機会となりました。

インターンを通しての最大の学びと今後の目標

この10日間のインターンシップは、エンジニアという仕事に対する私の価値観を根底から変えるものでした。

以前は「技術力さえ磨けば良い」と考えていた節もありましたが、実際にはそれ以上に、円滑なコミュニケーション能力や、プロダクト全体を俯瞰する広い視野が不可欠であると痛感しました。AIの進化により実装スピードが飛躍的に上がる現代だからこそ、生成されたアウトプットの質を最終的に担保し、社会的な影響や倫理的な責任を負うのは「人間」です。単にコードを書く役割に留まらず、技術を手段としてどう社会に価値を還元するかを考え続ける姿勢こそが、これからのエンジニアに最も求められているのだと感じました。

今回の経験を通じて、自分の技術的な価値を正しく伝え、「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるエンジニアになるという明確な目標ができました。まずはこのインターンでの経験を糧に、大学での研究や就職活動に全力を尽くして、着実にステップアップしていきたいと思います。今回のインターンは通過点に過ぎません。ここでの学びを起点に、より広い視野を持った技術者へと成長し続けることを誓います。

これからインターンを受ける後輩へ向けたアドバイスや応援の一言!

ぜひ「自分から積極的に声を上げること」を大切にしてほしいです。慣れない環境で緊張もあるかと思いますが、分からないことをそのままにせず、周囲の社員さんやメンバーをどんどん巻き込んでいくことが、質の高い学びと成果への近道です。

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