RKSを知る!連載第7回目:kubernetesリソースの展開

はじめに

「RKSを知る!」の連載第8回目の記事としまして、RKSクラスター上でのリソース展開を軸にRKSWebUIでどのようなリソース管理が可能かを記載していきます。

本連載についてはリンクページを用意していますため、概要や連載記事は下記URLからご確認ください。
RKSを知る! 概要&連載リンク集

RKSで管理できるリソース群

RKSで管理できるリソースは以下の二つがあります。

 ・Service(Load Balancer)

 ・Persistent Volumes

PodやDeploymentについては、デプロイしたRKSクラスターにアクセスして確認する必要があります。RKSのクラスターアクセス方法については、「RKSを知る! 連載第4回目 : RKSクラスターの管理」でご説明していますので、そちらをご参照ください。

RKSでリソースをデプロイしてみる

実際にアプリケーションデプロイした際のRKSクラスターとWebUIの比較をしてみました。

今回はアプリケーションの内容については割愛させていただきますが、WordPressアプリケーションをRKSクラスター上にデプロイしてみました。

まず、WebUI上からServiceとPersistent Volume Claimを確認してみます。

上記の画像のようにServiceとPersistent Volume Claimが管理されていることがわかります。

では、PodやDeploymentなどの各種リソースはどうでしょうか。

RKSクラスターにログインし各種リソースの情報を表示します。

コマンドを実行すると、正常にPodが稼働していることが確認できます。

また、RKSWebUIで表示されているServiceとは別にタイプLoadbalancer以外のServiceリソースも確認できます。

さいごに

RKSはフルマネージドであるため、WorkerNodeやMasterNodeに障害が発生した場合は自動的にプロビジョニングし、管理してくれます。

しかしながらアプリケーションに関しては、Service(Loadbalancer)とPersistent Volumeの確認しかできないため、実際にリソースが正常に稼働しているかはRKSクラスターにアクセスして確認する必要があります。

Ridge Cloudはスタートアップ企業のため、リソース管理面にしても、様々なアップデートを予定しているため、今後WebUi上で各種リソースの情報を管理できるようになるかと思います。

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